風俗店勤務男女をメッタ刺し「19歳少年」学生時代の恐ろしい言葉 | FRIDAYデジタル

風俗店勤務男女をメッタ刺し「19歳少年」学生時代の恐ろしい言葉

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
事件現場となった東京・立川のホテル。規制線がはられ警察官が常駐していた

「刺された。助けて…死にたくない…」

凄惨な事件の発端は、瀕死の男性からの悲痛な110番通報だったーー。

通報があったのは6月1日午後3時45分ごろ。捜査員がかけ付けたところ、JR立川駅(東京都立川市)近くのホテル5階の廊下で男性が、客室では女性が、ぞれぞれ血まみれで倒れていた。マスクを着用し上下黒っぽい服装にリュックを背負った若い男が、現場から逃走しており警察は行方を追った。

男はホテルがある繁華街の一角から300mほど走って、立川駅から電車に乗ったと思われた。ケガをしているのか、駅のコンコースには犯人の行方を示すように生々しい血痕が。現場には非常線が張られ、通勤ラッシュを迎えた夕刻の駅は物々しい雰囲気に包まれた。

「刺された女性は、風俗店の従業員です。客の部屋に入って、すぐに『盗撮です。すぐに来てください』と店の事務所に救けを求める電話がありました。

かけ付けた男性従業員が部屋のドアを叩くと、中から犯人の男が出て来ていきなり刺されたそうです。二人は病院に運ばれましたが、女性は死亡。全身70ヵ所以上をメッタ刺し。心臓も刺されていたそうです。男性も一時は危険な状態でした」(全国紙社会部記者)

「ツーリングです」

凶器となった刃渡り20㎝ほどの刃物は、ホテルの廊下の壁に突き刺さった状態で発見された。ホテルの防犯カメラには犯人が部屋に入るところから、女性の訪問、ドアを叩いていた男性従業員が犯人に刺される様子まで映っていたという。

複数の防犯カメラによる映像で、立川駅まで逃走した犯人は電車で拝島駅へ移動したことが判明。駅前に停めていたバイクで、北西方向へ走り去ったものと見られていた。翌2日午前、あきる野市の無職の少年(19)が、男性従業員への殺人未遂容疑で逮捕された。

「あきるの市内で、同じバイクに乗った男を捜査員が発見。隣接する羽村市内まで追跡し、バイクを降りた際に職務質問をしました。最初は『ツーリングです』などと答えていたようですが、大人しく任意同行に応じたそうです」(同前)

少年が確保された場所近くの木には、ロープがかけられていた。少年は「死のうとしたが死にきれなかった」と説明しているという。一方で現金21万円を所持し、血の付いた服を捨てて新しく買った服を着るなど、逃走への未練も見え隠れする。

少年が連行されていく様子を、目撃した男性は次のように証言した。

「20人ぐらいの警官に囲まれて、抵抗することもなく警察の車に乗り込んでいました。大人しそうな感じでとてもこんな事件を起こすようには見えなかった」

少年は「インターネットで人を殺す動画を見て、自分もやってみたくなった」「無理心中をしてその様子を動画にとろうとしたら、女性とトラブルになって刺した」などと供述しているという。しかし、現場で少年は一方的に被害者をメッタ刺しにしており、無理心中をしようとした形跡がないことなどから、警察では裏付けをすすめている。

19歳の少年はどんな人物だったのか。20年ほど前からあきる野市内に両親、兄弟と4人暮らしだったという。少年の母親は報道陣に対して次のように語っている。

「暴力的というのは、まったくありませんでした。事件のことは本当にショックで何とも言えません。亡くなった女性には、申し訳なくてなんとお詫びしていいのかわからない」

また、近所の住人は少年の様子を次のように語った。

「息子さんは体が細くて、ちょっと暗い影がある感じの子でしたね。お父さんもお母さんも気さくでよく話す方。家で言い争うような声は聞こえてきたことはありません」

暗い印象ではあったが、トラブルもなく静かに両親と暮らしていた19歳の少年。だが、その一方では学生時代に教師との関係が上手くいかなかったという。「俺なんか生まれて来なければよかった」「死ねばよかった」などと、恐ろしい言葉を口にしていたとも報じられた。

少年は取り調べの中で、こう供述していることがわかっている。「風俗は少子高齢化を促進する」。言うまでもないが、ねじ曲がりすぎた考えだ。幼い頃から抱いていた劣等感が、心の中の闇を増幅させてしまったのだろうか。

  • 撮影蓮尾真司

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事