浜田雅功、有吉、EXIT…人気芸人の「おしゃれ偏差値」チェック
ファッションライターがジャッジ!
意外なファッショニスタの第7世代から、好みを貫くベテランまで
今回は芸人さんにターゲットを絞り、プライベートコーデのおしゃれ偏差値を勝手に診断させていただきます。バラエティ番組のドッキリ系企画やYouTubeに私服で登場している方も多いので、驚くほど大きなギャップは見当たらないけれど、じっくり細かく観察できるのは写真ならではのお楽しみ。
旬のオーバーサイズで上手に体型カバー。ロッチ・中岡、かまいたち・山内
〈可愛げのある和みカジュアル【偏差値60】ロッチ・中岡創一〉

柔らかな色調でまとめた洋服を、黒のニットキャップとスニーカーで引き締めて。全体がゆるりとしたシルエットだけれど、バランスの調整に功を奏しているのが短め丈のアウター。クラシックな愛車の洒落感と相まって、どこか可愛げな着こなしに仕上がっている。ニット帽はもう少し深めに被った方がいい気もするが、長髪を入れ込むとこうなるのかな。
〈痛恨のロゴ被りを再考希望【偏差値53】かまいたち・山内健司〉

ブラウン系の服に黒の小物。ファッションが好きな気持ちは伝わってくるけれど、一目でそれと分かるロゴものを詰め込みすぎ。成金っぽさばかりが目について、せっかくのアイテムが台無しに。ロゴの数を絞って、もっとさりげなく身につけることで、おしゃれレベルはグンと引き上がると思います。がんばれ〜!
見る人にも元気をくれる派手コーデ。渡辺直美、EXIT
〈唯一無二の個性とセンスに釘付け【偏差値72】渡辺直美〉

抜群のファッションセンスは周知の事実だが、2年前のこちらの画像もまた然り。世界的なハイブランドのパーティ会場から出てきた際のショットなので、ブランド側から提供されたアイテムで固めていると思われるけれど、この配色をここまで自分のものにできるのはさすが! 迫力もオーラもまさにケタ外れ。
〈今どきの柄&シルエットで勝負【偏差値65】EXIT・兼近大樹〉

いつも目を引くカラフルな装いで視聴者を楽しませてくれるEXIT。この日の兼近さんは色使いこそ抑え気味だが、チェック柄のゆったりとしたジャケット+パンツをセットアップで着こなし、インのロゴTでさらなる遊び心をプラス。色をリンクさせた丸みのあるキャスケットも、彼のキャラによく似合っている。
〈コンサバなバッグ以外は言うことなし【偏差値63】EXIT・りんたろー。〉

お笑い第7世代を代表するコンビが揃って登場。鮮やかな朱赤のブルゾンを着たりんたろー。さんは、プリントTやスウェットっぽいパンツに、ワークブーツを合わせたアメカジ寄りのコーディネート。少しだけ残念なのが、なんか急にコンサバ感が増すかっちりしたトートバッグ。もう少しくたっとしたフォルムのものにすれば、トータルでいい感じに仕上がるはず。
時代を超えて愛される男の王道アメカジ。ダウンタウン・浜田、三四郎・小宮
〈流行を追わずに好みを貫く【偏差値69】ダウンタウン・浜田雅功〉

ベースボールキャップとTシャツに、ベージュの短パン。靴が見えるカットは見当たらないが、足元はきっとスニーカー。2年前の画像でも決して古臭く感じないのは、ザ・定番ともいえるアメカジだからこそ。ダウンタウンと共に歩んできた世代としては、これぞ浜ちゃん!と拍手喝采な気分。長きに渡って一切ブレないのがホント素晴らしい。おじいちゃんになっても絶対にこのスタイルを貫いて下さい。 余計なお世話だけどApple Watchちゃんと使いこなせてるかが、ちょっと気がかりです。
〈水色スニーカーに視線釘付け【偏差値63】三四郎・小宮浩信〉

アメカジというかスポカジ? ちょっと分類しづらい着こなしだけれど、まあ、このカテゴリーで問題ないでしょう。黒のブルゾンとトップスに、ブルーラインが入ったブラウンのジャージ。そして靴は淡いブルーのスニーカー。コレ、ヴィンテージのコンバースかな?それとも復刻モデル? いずれにしてもかなりイケてます。こういうのがお好きだったとは、今回いちばんのうれしい驚き。
好感度UPは間違いなしのスマートベーシック派。有吉、麒麟・川島
〈知性を感じる大人カジュアル【偏差値65】麒麟・川島明〉

黒のミリタリーっぽいブルゾンとリブニットに、明るいブラウンのパンツ。はい、フツーですね。でも下手に奇をてらうより、ずっと好感が持てます。とてもクリーンだし、何よりご本人の体型やキャラに無理なくマッチしていてる。無地の服にロゴ入りスニーカーという合わせも、嫌味がなくて効果的。リュックサックってところも好き。ニットのインに白Tを着て、襟元や裾からのぞかせればもっと素敵になりそう。
〈清潔感あふれるシンプルコーデ【偏差値60】有吉弘行〉

突然の結婚報道で世間をあっと言わせた有吉さん。昨夏キャッチされた際の装いは、万人に好感を与えるごくシンプルな着こなし。身につけたアイテム自体はアメカジと大差ないが、漂う清潔感が決定的に違う。ファッショナブルっていう感じではないけど、ちゃんと気を使ってるのが見て取れる。日テレ時代から夏目さんのおしゃれセンスに注目していた身としては、こういうところに彼女の影響が現れているのかな、とか勘繰ってしまいます。
芸人さんの私服チェック、いかがでしたか? 個人的には意外な発見もあって、かなり楽しめました。ここに挙げた方々以外にも、まだまだおしゃれ通芸人はたくさんいらっしゃるはず。「我こそは!」という芸人さんが、1日も早くFRIDAYにキャッチされることを期待しております。
文:SK