東出昌大「養育費１人１万円」のウラで“待てどもオファー来ず…”

「なぜこんなプライベートな情報が世に出るのか…」

そう首を傾げるのはとある芸能プロ関係者だ。

女優の杏と離婚した俳優・東出昌大が再び批判を浴びている。５月２７日発売の「女性セブン」によれば、３人の子供を育てる杏に対し、養育費として子供１人当たり１万円の計３万円を提示したという。にわかには信じられない話だが、杏は同誌の直撃取材に、

「誰に聞いたんですか？」

と動揺を隠せない様子だった。

一般的な離婚夫婦でも月額３万円では少々物足りない。それがかつて主演映画も公開された人気俳優なのだから、ネット上で「ドケチ」批判が巻き起こっても仕方がない。

「３万円を提示された杏さんが難色を示し、再考を求めたきり音信不通なのですから、実際は“養育費踏み倒し”に近い。若手女優・唐田えりかさんとの不倫で彼の“本性”がバレましたが、何も変わっていないようですね」（ワイドショー関係者）

だが、東出が金欠なのは紛れもない事実なようだ。東出には一連の不倫騒動でＣＭを中心に億単位の違約金を背負うハメになった。

「給料から天引きされているので、お金はない。不倫騒動のイメージが悪すぎて、オファーは待てども来ない。テレビ局のキャスティング会議で名前が挙がることは少なく、人生は一変。もともと芝居が抜群にうまいわけでもないからね」（前出・芸能プロ関係者）

現在、東出の収入の大きなピースとなるのは、長澤まさみ主演の人気シリーズ『コンフィデンスマンＪＰ』（フジテレビ系）だ。劇場版最新作は来年公開予定で、撮影は４月下旬に終わったばかり。東出は主要キャストの１人として名を連ねているが…。

「ギャラが振り込まれるのは、クランクアップから２～３か月後。人気作ですが、映画のギャラは抑えられることが多く、東出さんクラスだと３００万円程度でしょうか。それを事務所と割り、さらに違約金分を天引きされるのですから、手元に残るのはわずか。女性セブンの記事が出たタイミングは、撮影は終わったけどギャラは振り込まれていない谷間の期間で、本当に養育費３万円が限界だった可能性が高いです」（映画関係者）

コロナ禍で映画やドラマの制作費は圧縮され、俳優のギャラは以前に比べて渋い金額が並ぶ。

「このご時世、ＣＭを持たない俳優は食えないですよ」（別の芸能プロ関係者）

という声もあるほど。当分、ＣＭとは縁がなさそうな東出が苦しいことは間違いない。そう考えると、子供一人当たり１万円という金額はあながちありえなくもない気もするが、気になるのは夫婦間の極めてプライベートな情報がなぜ世に出たか、だ。

芸能リポーターの井上公造氏は５月28日放送の『おはよう朝日です』（朝日放送）で「僕が調べた限り、ネタ元は東出さん自身」と証言。

「周りの友人なんかにぽろりぽろりと言っていることを、周りからあきれられてそれが評判として広がり、記者らの耳に入ったというのが実情だと思う」

と分析した。

「とはいえ、東出さんの発言だけでここまで断定的に報じるのは難しい。話のネタである可能性もあるわけですから。そう考えると、最終的には杏サイドに裏で確認を取った可能性が高い」（前出・ワイドショー関係者）

同時にそれが世に出たわけだから、杏サイドも報じることをなかば認めたということになる。『女性セブン』では東出が知人の別荘に行ったり、夜な夜な飲みに出かけているとも報じられた。

「仕事に加え、３人の育児までしている杏さんにしてみれば、面白くない状況でしょうね」（スポーツ紙記者）

東出と所属事務所はトドメとなりかねない今回の養育費報道に絶句。反論したところで火に油なため、黙るほかないという。

「豊洲市場で働いていたアンジャッシュ渡部ではないけど、東出もアルバイトを考えているようだ。もともとインドア派で読書好き。脚本家や放送作家の道も十分ありえる」（同・スポーツ紙記者）

と推察する。東出の試練は続く――。