木下優樹菜 賠償訴訟も乗り切る怖いものなしの「アンチビジネス」 | FRIDAYデジタル

木下優樹菜 賠償訴訟も乗り切る怖いものなしの「アンチビジネス」

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損害償請求訴訟を起こされていることが明らかになった木下優樹菜。芸能界引退後も何かと話題に事欠かないが…
損害償請求訴訟を起こされていることが明らかになった木下優樹菜。芸能界引退後も何かと話題に事欠かないが…

芸能界を引退したにも関わらず何かと話題に上がる木下優樹菜が、損害償請求訴訟を起こされていることが明らかになった。「タピオカ騒動で自社のブランドイメージを棄損された」として、木下がイメージキャラクターをしていた化粧品会社が、木下本人と元所属事務所、広告代理店『Birdman』の3者に対し、約3億円の損害賠償を求めて民事訴訟を起こした…というのだ。

「騒動の発端は、木下さんがタピオカ店の店長を恫喝したことなので、木下さんは賠償請求をされてしかるべきなのですが、契約を交わしたのは元事務所ですから事務所にも責任がある、ということでしょう。仲介した代理店に責任があるかどうかは微妙ですが、原告側としては関連する三者にまとめて賠償請求しておけば、取り損ねることはないだろうと踏んだのではないでしょうか。

『Birdman』も元所属事務所に損害賠償を求めているようですけど、木下さんは事務所を退所しているので、最終的には木下さんに請求が集まるのではないかと思われます。自動車の2重追突事故みたいなものですね」(ワイドショースタッフ)

では、なぜいま損害賠償が請求されることになったのだろうか。

木下は昨年7月に芸能界を引退したが、わずか2か月後にはインスタグラムを再開している。全盛期には及ばないまでもすぐに50万人を超えるフォロワーを獲得したことを見れば、一部では彼女の人気は今なお健在だということがわかる。

ここまでなら「芸能界復帰」とは言いにくいが、その後“オラオラ系ファッション”ブランドの『GALFY』のモデルとして起用されたり、コラボ商品のオファーが舞い込んだりして、「事実上」芸能活動を再開したと言っていいだろう。

どうやら、このなし崩し的な芸能活動再開がクライアントを刺激してしまったようなのだ。

「木下さんを起用していた会社の中には、タピオカ騒動の影響を受けて損害を被ったところもありますが、彼女が芸能界引退という形で責任を取ったのだから、特に賠償請求はしないと考えていたようです。しかし謝罪もないままシレっと芸能活動を再開したことでカチンときたようですね」(広告代理店社員)

スポンサーも腹に据えかねたということなのだが、木下自身は一連の活動が芸能活動再開だとは認識していないようなのだという。たしかにテレビ復帰をしたわけではないのだが、どこまで世間の理解を得られるか。

タピオカ店との和解も済んでいない状況で新たな訴訟を起こされたとなると、木下のテレビ復帰は当分望めそうもなく、窮地に立たされたということになるが、本人にそれほどダメージはないだろうというのは芸能プロ関係者。

「彼女はテレビ出演などがなくても、十分にやっていけるということがわかったので、テレビ復帰へのこだわりはないようです。現在の木下さんの主な収入源はSNSだと聞きました。あくまで一般論ですが、インスタグラムの投稿で入る広告費は1フォロワー当たり月に6〜7円ぐらいが相場で計算されている…と言いますから、50万人だと300万円クラスということも考えられる。モデルをしているアパレルメーカーからのCM出演料もそこに上乗せされますからね

非難を浴びれば浴びるほど彼女の懐は膨れることになるという見方も。

「インスタにコメントを投稿する人がすべて彼女のファンだとは限らない。SNSでコメントを投稿する人の一部は、何か一言言わないと済まない人たちです。アンチ木下は非難したいがために彼女のインスタを見るでしょう。つまり、彼らは意図せずに閲覧数の増加に一役買っているわけです」(キー局プロデューサー)

木下は、以前自身のSNSで、

《え、(アンチって)いる?っあ だとしたらごみん 見えてない ごみくずより小さいのかしら》 (原文ママ)

というふうに言っていながらも、アンチをうまく利用している。アンチが必ずしも不利益を及ぼすとは限らないというわけだ。もはや木下に怖いものはないと言っていいだろう。シングルマザーの木下にはまだ小さい二人の子どもがいる。その子たちの為にも母は強く生きねば…!ということだ。

  • 取材・文佐々木博之(芸能ジャーナリスト)

    宮城県仙台市出身。31歳の時にFRIDAYの取材記者になる。FRIDAY時代には数々のスクープを報じ、その後も週刊誌を中心に活躍。現在はコメンテーターとしてもテレビやラジオに出演中

  • PHOTO原一平

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