アンジュルム上國料萌衣「最新の登竜門」に抜擢で今年下半期の顔へ | FRIDAYデジタル

アンジュルム上國料萌衣「最新の登竜門」に抜擢で今年下半期の顔へ

『ヒルナンデス!』シーズンレギュラーに抜てきされ、「ついに見つかった」の声も。ハロプロひさびさのスター誕生か

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『ヒルナンデス!』のシーズンレギュラーに抜擢された上國料萌衣。一気に視聴者の心をつかんだ。インスタの文面にもその明るい人柄が出ている(上國料萌衣オフィシャルインスタグラムより)

「めるる」と「すず」だけでは足りない

昨春の視聴率調査リニューアルによって各局がターゲット層を下げたことで、若いタレントの発掘が急務となっている。それぞれ、日本テレビがコアターゲット(13~49歳)、TBSが新ファミリーコア(4~49歳)、フジテレビがキー特性(13~49歳)に向けた番組制作を打ち出しているのだから、出演者にも若返りが必要なのは当然だろう。

たとえば、芸人ならお笑い第7世代、男性アイドルならSnow Man、SixTONES、なにわ男子などの若手ジャニーズらが大量にキャスティングされているが、女性タレントは「まだ足りない」と言われている。現在、各局のバラエティには、19歳の生見愛瑠と山之内すずを中心に、日向坂46のメンバーもよく出演しているが、「少なくともあと3~5人はほしい」という声をよく聞くのだ。

しかし、若年層に人気のYouTuberやTik Tokerをキャスティングしても、ほとんど数字につながらないのがテレビの難しいところ。やはりこれまで通り、「モデルやアイドルの中から発掘する」というパターンになるという。

その中で今、業界内で注目度がグンと上がっているのが上國料萌衣。彼女はハロー!プロジェクトの女性アイドルグループ・アンジュルムのメンバーなのだが、どこがどんな理由で注目を集めているのか。

「あざとカラオケ」で絶賛を集める

上國料の名前がアンジュルムのファン以外に広がりはじめたのは昨年11月。『あざとくて何が悪いの?』(テレビ朝日系)に出演し、「あざとカラオケソング」というコーナーで、YUIの「CHE.R.RY」と松浦亜弥の「LOVE涙色」を歌い、その美ぼう、歌、あざとい演技が絶賛を集めた。

上國料は、その後の出演でも、NiziUの「Make you happy」、ピンク・レディーの「渚のシンドバッド」、森高千里の「私がオバさんになっても」、星野源の「恋」などを歌い上げ、ツイッターのトレンドランキング入りしたほか、同番組に準レギュラーのように出演。松本まりか、乃木坂46・山下美月、日向坂46・佐々木美玲、齊藤京子らが出演する同番組のなかでも、今のところ「最大の発見」と言われている。

6月2日からは、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)のシーズンレギュラーとして出演が決定。これまで生見愛瑠、山之内すず、久間田琳加、山下美月らが起用された「今、最も業界注目度が高い」とされるポジションだけに、いよいよブレイク待ったなしの状態に入ったと言えるだろう。

『ヒルナンデス!』の初回出演では、やはりその美ぼうにフィーチャー。9人の出演者がいる中、画面左上に設置したワイプの7~8割程度を上國料が占めるほど、演出サイドからビジュアルの評価を受けていた。

さらに上國料は、オードリー・春日俊彰のボケにかぶせてコメントするなど、度胸の良さと器用さを発揮。生放送の初回出演でも緊張感で硬直することなく、無難にこなす非凡さを見せた。『ヒルナンデス!』は、スタジオの生放送トーク、街ぶらロケ、食リポなど、バラエティの対応力をつける上で絶好の番組だけに、今後もテレビマンたちの注目を集めていくはずだ。

「かみこ」の浸透がカギを握る

もともと上國料はアンジュルムのメンバーとして活動するほか、「ハロプロ最強美少女」「ハリウッド女優のエマ・ストーンに似ている」と言われる圧倒的な美ぼうで知られ、雑誌「bis」のレギュラーモデルを務めるファッションアイコンだった。そんな美ぼうに加えて、ノリのいいキャラクターや美声が知れ渡りはじめたのだが、アンジュルムのファンたちが「ついに見つかった」という声を挙げていることが逸材ぶりをうかがわせる。

YouTubeにもアップされている上國料の「あざとカラオケソング」を聴いた坂道グループなど別のアイドルファンたちからも「好きになってしまった」などの声があるが、テレビマンにしてみれば、「アイドルファンだけでなく、女性人気も高い」ことは評価できるポイントの1つだろう。美容を筆頭に女性向けCMのスポンサーを集めるためには、上國料のような若い女性タレントの存在が決め手の1つなるからだ。

もうひとつ、制作サイドにとって意外に大きいと言われるのが名前のインパクトと親しみやすさ。上國料萌衣という一度聴いたら覚えられる名前に加えて、「かみこ」と呼ばれる親しみやすいニックネームもバラエティでは重要という。「みちょぱ」や「めるる」のように、共演者や視聴者から「かみこ」と気軽に呼ばれるほどバラエティの成功につながっていくのではないか。

パッと見ただけでわかる美ぼうに、天真爛漫でノリのいいキャラクター、歌とダンスのうまさ、あざといを演じられる器用さ、本番に強い度胸……現時点でも武器は多く、本物志向の風潮にも合うだけに、下半期にどれだけ出演数を伸ばしていくのか。「すでに何人かのテレビマンが動いている」という話も聞いているだけに楽しみだ。

  • 木村隆志

    コラムニスト、テレビ・ドラマ解説者、タレントインタビュアー。ウェブを中心に月30本前後のコラムを提供し、年間約1億PVを記録するほか、『週刊フジテレビ批評』などの番組にも出演。各番組に情報提供を行うほか、取材歴2000人超の著名人専門インタビュアーでもある。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超え、地上波全国ネットのドラマは全作品を視聴。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』など。

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