『ウォーキング・デッド』最新作はゾンビたちもマスク着用か | FRIDAYデジタル

『ウォーキング・デッド』最新作はゾンビたちもマスク着用か

放映開始から10年超 人気ドラマ最終章の「笑撃」撮影現場

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ジョージア州アトランタで行われた撮影に駆け付けたゾンビたち。ほかのエキストラとハグをしたり、笑顔でおしゃべりしたりとシュールな光景の連続だった 写真:アフロ
ジョージア州アトランタで行われた撮影に駆け付けたゾンビたち。ほかのエキストラとハグをしたり、笑顔でおしゃべりしたりとシュールな光景の連続だった 写真:アフロ

大量のゾンビが街中にはびこる世界をリアルに描いたドラマ『ウォーキング・デッド』。10年以上にわたって続いている人気シリーズの撮影現場で、コロナ禍ならではの光景が広がっていた。特殊メイクを施(ほどこ)した見るもおぞましいゾンビたちが揃いも揃ってマスクを装着していたのである。

これじゃ得意の嚙(か)みつき攻撃ができないじゃないか――というか、ボロボロに腐ってはがれた皮膚や落ちくぼんだ目と、水色の医療用マスクのギャップはなかなかシュールだ。

「全盛期には1700万人を超えるファンを抱えていた人気ドラマですが、実はいま撮影されているシーズンをもって打ち切られることが決まっています。ストーリーがマンネリ化し、視聴者数がついに平均300万人台まで落ち込んでしまったのが大きな要因。キャスティング時より高額になった俳優陣のギャラをどう払うか、という問題も浮上しています。

海外ドラマはシーズンを重ねるごとに役者に払う金額が上がるのが通例で、人気俳優には1話だけの出演で5000万円以上が用意されることも。『ウォーキング・デッド』はゾンビものというだけあってエキストラの動員も多いので、予算をカットして撮影を続けるのも難しいと判断したのでしょう」(映画誌ライター)

厳しい懐(ふところ)事情なんてどこ吹く風、ゾンビたちは「ワクチン打った?」とでも話しているのか、実に楽しそう。最終シーズンではマスクをつけて人間を襲うゾンビが見られる……なんてことはないか。

「FRIDAY」2021年6月18日号より

  • 写真アフロ

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