2軍で打率1割台でも…巨人・小林「急きょ1軍昇格」の特殊事情 | FRIDAYデジタル

2軍で打率1割台でも…巨人・小林「急きょ1軍昇格」の特殊事情

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19年1月、自主トレ中の小林。打撃はなかなか改善の気配をみせない

ネット裏には、パ・リーグのスカウトたちが陣取っている。お目当ては、この日先発した巨人のエース菅野智之……ではなく、意外な選手だった――。

6月6日に東京ドームで行われた、巨人対日本ハムの交流戦。右ヒジの違和感から5月8日に登録抹消されて以来、菅野にとって約1ヵ月ぶりのマウンドになった。マスクをかぶるのは、こちらも4月7日の2軍降格から2ヵ月ぶりの1軍復帰となる小林誠司(31)。だが小林の起用には、多くの球団関係者が首をかしげる。

「小林の弱点は打撃です。原辰徳監督は、阿部慎之助(現2軍監督)のような打てる捕手を好みます。現在レギュラーをつかんでいる、大城卓三の持ち味は打力。しかも東海大相模から東海大をへて巨人入団と、原監督と同じ経歴です。大城が優遇されるのも、仕方ないでしょう。

小林は4月の降格後、2軍でも打率1割台とまったく冴えません。昨年も1軍10試合で、打率.056、0本塁打とチームに貢献できなかった。結果を出せていない小林を、なぜ昇格させたのか疑問が残ります」(球団関係者)

マイナス要素となった二度の事故

小林のウィークポイントは、打力だけではない。

「小林は大の車好きですが、トラブルが多いんです。19年1月と20年8月に、二度の自動車事故を起こしています。一度目は、大阪府内で停止していた車に衝突。二度目は東京・世田谷区で左折しようとした際、自転車と接触しました。自転車に乗っていた男性は重症ではありませんが、病院に搬送されています。球団としては厳重注意をし、ペナルティを課さざるをえないでしょう」(同前)

ここまでマイナス要素が多いと、確かに小林の1軍昇格は腑に落ちない。背景には、意外な理由があるという。

「他球団に、小林のリードや肩を見てもらうためです。トレード要員として、より高く評価してもらいたいんですよ。近年の小林は故障続きで、打撃フォームが乱れている。巨人には大城の他、炭谷銀仁朗、岸田行倫などライバル捕手も多い。小林が巨人にいては、活躍場所がないでしょう。ただエース菅野が認めるほど、キャッチングには定評があります。環境を変えれば、復活できる可能性が高いと見られているんです。

ポイントは交流戦です。同じセ・リーグの球団で復調されては、巨人にとって脅威になります。パ・リーグのスカウトに評価してもらい、スムーズにトレードが成立してほしいというのが本音でしょう。移籍候補には、複数の球団があがっている。若手捕手の多い楽天、レギュラーの田村龍弘が戦線離脱中のロッテ、正捕手が固定できない日本ハムなどです」(スポーツ紙担当記者)

日本生命から巨人に入団して7年目……。トレードとなれ、WBC日本代表にも選ばれた逸材が転機のキッカケをつかめるかもしれない。

  • 撮影加藤 慶

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