永作博美 結婚してから年々輝き増す「美しすぎる笑顔」のワケ
アイドルグループ『ribbon』からアーティストとして独立し、女優として大成。永作博美(50)は88年のデビュー以来、輝きを増し続けている。09年には映像作家の内藤まろ氏(51)と結婚。現在は2児の母親になった。幸せを掴んだ永作の魅力を振り返りたいーー。
夕暮れ時のビジネス街。高層ビルが立ち並ぶ通りに、小柄な女性の姿があった。マスク姿だが、優しげな目元は隠し切れない。永作だ。
彼女はドラマ『半径5メートル』(NHK)で、芳根京子演じる若手編集者とバディを組む〝オバハンライター〟を好演。この日もドラマの撮影を終えた後だったのだろうか、どことなくスッキリとした表情を浮かべ、誰かと待ち合わせしている様子で、同じ道を行ったり来たりしている。
出会いは「月桂冠」

と、そこへ一台のタクシーが近寄り、永作を乗せた。後部座席にいたのは、夫の内藤。どうやら夫婦でデートのようだ。二人は銀座の街角でクルマから降り、ミシュラン二つ星を獲得した、カウンター8席のみの寿司店で2時間ほど食事を楽しんだ。
「内藤氏が手掛けた日本酒『月桂冠』のCMに永作さんが出演したことで出会った二人。結婚式を挙げたのは、地元・茨城にある鹿島神宮でした。先月結婚12周年を迎え、夫婦仲は円満なようです。永作さんがプロデュースした半蔵門にあるカフェは、内藤氏が運営にたずさわっています。オープン時は永作さんが自ら厨房に立つ姿も見られたそうですよ」(芸能誌デスク)
交際当初は神社での「夜桜デート」の模様なども報じられたこの二人。当時もいまも変わらぬ仲の良さを見せるのは、内藤氏が永作にぞっこんだったという話も関係しているのかもしれない。
この日、寿司ディナーを終えて店を出た永作は、ゴキゲンに笑いながら、身振り手振りを交えて熱心に夫に話しかけている。ずれたマスクから覗く笑顔は、33年前のデビュー時と変わらず、まったく色あせていなかった。
年々輝きを増す美しさの秘密は、夫との円満な結婚生活にありそうだ。







撮影:川上孝夫 川崎侑弥 島 颯太 竹本テツ子 中村和彦