2軍降格の巨人・丸佳浩 絶不調を招いた「ある変調」 | FRIDAYデジタル

2軍降格の巨人・丸佳浩 絶不調を招いた「ある変調」

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今季は三振も目立つ丸。5月の阪神戦で(画像:時事通信社)

実に9年ぶりの、名誉なき1発だった。

巨人の丸佳浩(32)が、6月8日のDeNA戦でバックスクリーンへ放った本塁打だ。5年総額25億円超(推定)で広島からFA移籍した丸にとって、物足りない2軍戦でのホームラン。12年8月の中日戦以来、久しぶりのファームでの1発である。

「今季の丸は、春のキャンプ中から調子が上がらない様子でした。不運だったのが、開幕直後の4月4日に新型コロナウイルスの陽性反応を受けたこと。以後2週間の入院生活を経て1軍復帰しましたが、練習のペースダウンを強いられ、なかなか波に乗れません。40試合に出場し打率.227、4本塁打、8打点の成績。6月5日に登録抹消となりました」(球団関係者)

丸は6月15日に、1軍へ再昇格した。だが、不安は払拭されていない。広島に在籍したFA移籍前の18年以来、年々成績が落ちているのだ。

18年 打率.306  本塁打39  四球130

19年 打率.292  本塁打27  四球86

20年 打率.284  本塁打27  四球63

「昨年はコロナの影響で試合数が少なかったので単純比較できませんが、気になるのが四球数の激減です。丸は選球眼が素晴らしく、ボールの見極めが良いのが最大の特長でした。しかし最近は年齢による視力の衰えからか、ボール球を振って三振するケースが増えている。コロナに感染し実戦から遠ざかった今季は、さらに、その傾向が強まっているように感じます」(同前)

痛手となった恩師の退団

成績下降の最大の原因と噂されるのが、気持ちの問題だ。丸は、もともとハングリー精神旺盛な選手として知られた。

「丸は野球界では知名度の高くない千葉経済大学附属高から、ドラフト3巡目で広島に入団。プロ入り当初は、無名の選手でした。ファームでは内田順三氏(広島で二軍打撃コーチや監督などを歴任)の指導のもと、『広島から全国を目指してやる』という気持ちで1軍に昇格しレギュラーを掴んだんです。表情からも、負けん気の強さが伝わってきました

19年に巨人に移籍してから、状況は大きく変わった。よほどのことがないかぎり、5年間は総額25億円の年俸が保証されるんです。もちろん丸は、気が緩んだようなコメントはしていません。ただ過去には広澤克実(元ヤクルト)、清原和博(元西武)、江藤智明(元広島)など、巨人へ高額年俸でFA移籍した選手は成績が下降し、最後は他球団に放出か戦力外通告を受けています。

近年の結果から見ると、本人が意識せずとも丸のハングリー精神が薄らいでいるのかもしれません。丸にとってマイナスだったのが、15年から巨人の各種コーチを務め、広島での育ての親である内田氏が19年いっぱいで退団したこと。内田氏がコーチに在籍していれが、的確なアドバイスをしていたかもしれませんが……」(スポーツ紙担当記者)

東京スポーツ(6月9日付)のように、巨人に移籍してから「太り過ぎ」を指摘する向きもある。体重が増え身体のキレがなくなり、速球に押し込まれているというのだ。

16年からの広島3連覇後、移籍した巨人でも連覇を果たした「優勝請負人」。丸は、今季もチームを優勝へ導けるか。17年と18年に2年連続セ・リーグMVPとなった、稀代の名打者の復調が待たれる。

  • 写真時事通信社

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