熊田曜子　夫婦で「怒り任せの暴露合戦」はマイナスしか生まない

《芸能リポーター・石川敏男の芸能界”あの出来事のウラ側は……”》

熊田曜子さんの離婚問題は、泥沼化しそうだ――。

熊田さんが、大手代理店に勤務していた一般男性のAさんと結婚したのは‘12年4月だった。

その年の12月には長女が誕生したことを発表。その後、ふたりのお嬢さんにも恵まれて3人のお子さんのママになっている。

そんな彼女が、夫の度重なるパワハラ暴力に怯えて警察に通報をしたのが、今年の5月18日の深夜だった。

ご主人は逮捕されたが、同月20日には釈放されている。しかし、熊田さんから出された被害届はそのままになっていると、一部スポーツ紙は伝えた。

沈黙を破って熊田さんが、コメントを発表したのはその2週間後だ。

《夫から暴行を受けたこと、駆けつけてくださった警察官に夫が逮捕されたこと、私がこの件について被害届を出したことなどはすべて事実です。夫からの暴力行為は今回が初めてではなく、夫が帰宅する時間が近づくと恐怖を感じるようになってしまっており、そのような状態で、これ以上婚姻生活を継続することは難しいと判断し、所属事務所や弁護士さんと検討を重ねた上で夫と離婚することを決意(中略)子ども達と4人で頑張って生活していきます》

と告白。テレビでは明るく振舞っていた熊田さんだったが、内情は大変だったんだと思った瞬間だった。なぜなら彼女はご自身のインスタグラムで

《朝起きて、一番にすることが、食べてもらえなかったご飯の処理。もう100回もある。知らないうちに夫が会社を辞め、会社を興していたこと》

などと、夫に対する不満を綴っていたからだ。

でも、その翌日に発売された週刊誌の内容に、これまたびっくり。ご主人の知人が、熊田家の近況を告白したのだ。

記事の内容は、熊田さんのコメントとは大きくかけ離れているものだった。週刊誌が発売される前に急いでコメントを出したのではないか、という思いも生まれた。夫の知人は、

「二人の仲は良好でした。‘21年に大型連休には家族で旅行をしていました。でも、実は‘21年２月ぐらいから、熊田さんの行動に不審な点が見られるようになっていたそうなんです」

と暴露。ご主人が帰宅しても気が付かない熊田さんは、深夜まで誰かと長電話していて、旦那に気が付いた彼女は慌ててトイレに駆け込んだり、事前には仕事の予定が入っていなかったのに、子供３人を実家に預けて急に出かけていた事なども証言した。

夫から相談を受けた知人は、彼に家庭内の様子を録音するように勧めたという。そしてその音声には、熊田さんがご主人に

「ランチの後にどこに行ったの」

と、追及された相手らしい人物との会話も収録されていたそうだ。これでご主人は、熊田さんの不倫を確信。１８日の暴行は、夫が熊田さんに不倫疑惑を突き付けた結果の出来事だったようだ。

相手にされないご主人は、布団から出てこない熊田さんに怒り、寝ている布団をまくった時に、手が彼女の顔に当たったと知人は言う。愛で結ばれ夫婦になるが、破綻すると大きな憎しみが生まれるのも事実だ。熊田さんの代理人弁護士は

「邪推、不貞関係なんて事実無根」

と、否定。事件当日の夜に、夫から不倫疑惑を追及されたことも否定している。

だが、ご主人の代理人弁護士は

「逮捕された夫が、警察で供述した内容には『不倫を問い詰めた結果口論になった』と供述している」

と発言しているらしい。

タレント・熊田さんにも会社経営のご主人にも今後大きく影響するであろう離婚問題。表に出すことなく上手に離婚が成立したらよかったのに、怒りが正常な判断を狂わすのだろうな…。

熊田さんが3人のお子さんを抱えて生きていくことになるのか、親権問題もこれからだけど、とにかくここまでの“暴露合戦”は、子どもにもいい影響があるわけがない。落ち着いて話し合いができるよう、とりあえずそこだけでも歩み寄りが出来ればいいが――。