宮沢りえ、中山美穂、森高…輝き増す女優「オーラ満点の買い物姿」
今年5月のお昼時、東京・赤坂のオフィスビルからゴージャスなファッションに身を包んだ女性が出てきた。女優の中山美穂(51)である。
かつて10年以上在住したパリ仕込みなのか、ベロア調のベージュのジャケットにカーキ色のアラジンパンツという、まるで衣装のようなファッションを身にまとい、彼女のために傘をさす女性スタッフと楽しそうに談笑している。
中山は六本木の高級スーパーに立ち寄ると、大きな買い物袋いっぱいに食料品を買っていた。仕事のあとは、ファッションもお買い物もゴージャスに。そのギャップが、「ミポリン」ファンにはたまらないのだ。

マスクや帽子、メガネなどで変装していても、さすがは大物芸能人! オーラは隠しきれない。彼女たちの華やかなショッピング写真を紹介したい――。
人目を引く所作の美しさ
今年1月の夕方。宮沢りえ(48)の姿はマスクをつけた若者が大勢行き交う表参道交差点にあった。交差点に停まっていた送迎車に乗り込むと、そこからほどなくの場所にある高級スーパーの駐車場へ。買い物に訪れたのだろう。
11月に解散することが発表された『V6』森田剛を夫に持つ宮沢。18年に結婚して以来、ふたりの仲睦まじい様子を本誌は何度も目撃してきた。この日は森田の姿はなく、一人でスーパーへ向かう。
店内ではエコバッグを取り出し、新鮮な生牡蠣やヨーグルト、野菜を見ながら、彼女はゆっくりとカートを押す。目を引くのがその美しい所作。さすが、数々の現場を経験した大女優だ。
真剣な面持ちで食材を選ぶ。左手薬指に輝く金のリングが、幸せに満ちた宮沢を象徴しているかのようだった。
「森田さんはファンクラブ向けの動画で、“芝居をしたい、1人になって勝負したい”という決意を語っていました。宮沢さんも元々はアイドルとして活躍していましたが、舞台など作品への出演を重ねて本格女優へと進化したひとりです。森田さんの決断も理解していることでしょう」(芸能プロ関係者)
ふたりで“俳優夫婦”として共演する日もそう遠くないのかもしれない。
スッピンでも客の目がクギ付け

オーラ全開だったのは米倉涼子(45)だ。米倉が東京・広尾のコンビニに現れたのは、19年5月のこと。黒いキャップにサングラス、ジャケット&スパッツ、足元はゴールドのスニーカーという姿。ジムの帰りなのか、ほぼスッピンながら、驚くほど長く細い脚に思わず目がクギ付けになる。
「米倉さんはスマホの画面を眺めながら、店内に入ってきました。野菜ジュースやスムージーが並んだ棚を覗き込んだものの、何も手にせず店の奥へ。そこで、しばらくスマホを打ち続けていましたね。結局おにぎり1個だけ買って、店を後にしました」(居合わせた客)
ママチャリで疾走!

厳しい表情でママチャリを運転していたのは、女優の菅野美穂(43)だ。20年4月のよく晴れた日中、菅野は手作り風のマスクを着け、白いプリーツスカートをはためかせながら力強くペダルをこいでいた。自転車の前後にはチャイルドシートが取り付けられ、カゴの中には近くのスーパーで購入したチンゲン菜などの食材が入っていた。
「夫の堺雅人がドラマの撮影などで忙しい時は、菅野が家計のやり繰りから家事、育児、ママ友とのつき合いまで、家庭のことは一人でこなしています。『夫には家のことを気にせず仕事に打ち込んでほしい』という思いからだとか。堺は菅野の献身ぶりに、心から感謝しているそうです」(芸能プロ関係者)
リラックスした顔、厳しい表情……。買い物中の美女たちからは、テレビや映画では見られない様々な素の姿うかがえる。前出の芸能プロ関係者が語る。
「芸能人といえども、仕事を離れれば一人の人間です。私生活では母親や主婦など、それぞれ属性があります。買い物では、そうしたプライベートの役割や精神状態が率直に表情へ出るのでしょう。彼女たちの奮闘ぶりがわかります」
買い物する姿も華麗なトップスター。いつまでも輝きを放って、ファンを元気にしてほしい!






撮影:川上孝夫 鈴木拓也 西 圭介 原 一平