錦織圭と熱愛、幸せ結婚…福原愛の「波乱人生」【上半期ベスト】
<まさかの出来事だった…。「愛ちゃん」の呼び名で日本国中が親しみを感じていた福原愛の「不倫報道」。上半期最も世間をにぎわせたニュースの一つだが、錦織圭との熱愛から、イケメン台湾人との出会いまで、その人生歴を振り返る――>
「この度は私自身の軽率な行動により、ご心配、ご迷惑をお掛けしておりますことを心よりお詫び申し上げます。台湾にいる夫や子供、家族に対しても不安や心配を抱かせてしまい、真摯に反省しております。
(注:デート報道をされた相手について)社会人の先輩として尊敬していた友人にアドバイスをいただく際に気分転換を兼ねて、外出いたしました。一緒の部屋に宿泊した事実はありません」
真摯に疑惑に答えようとしてはいるが、やはりどこかに「不自然」を感じてしまう。得意のレシーブもラリーも、こうした報道の前にはどうしてもぎくしゃくしてしまうのか…。
『女性セブン』で、知人男性との「不倫デート」を報じられた元卓球日本代表の福原愛。冒頭のように、本人はわざわざ直筆の手紙で不倫ではなく、あくまで友人の男性と外出していただけというが、同誌に掲載された親密すぎる写真を見ると、なかなかその言葉を額面通りに受け止めるのは難しいだろう。
「あの愛ちゃんが……」と驚いた人も少なくないだろう。しかし彼女も現在は32歳。単純にわれわれが歳をとっただけなのである。
思えば08年11月に発覚した、熱愛の時もそうだった。
駅のホームで見つめあい…
08年にフライデーが報じたのは福原愛と、テニスプレイヤー・錦織圭の熱愛デート。東京・原宿のアロマショップやカフェを回る健全なデートではあったが、そもそも二人とも熱愛報道はこれがはじめて。けれども、手をしっかり握り合い、駅のホームで見つめあうなど、あまりに親密な様子に驚かされた読者も多いはずだ。
「プライベートは好調でしたが、当時、愛ちゃんの国際大会の成績は散々なものでした。熱愛報道が出た同時期に行われたポーランド・オープンでは、格下のルーマニアの選手に3回戦負け。12月に帰国すると『錦織さんとのおつき合いは』という報道陣からの質問に顔をこわばらせ、『このたびは本当にすいませんでした』と深々と頭を下げたんです」(スポーツ紙担当記者)
二人は、いつの間にか破局。その後、福原は調子を取り戻す。12年7月のロンドン五輪では、女子シングルス戦で自身初の準々決勝進出を達成。準々決勝では世界ランク1位、中国の丁寧に敗れはしたものの復活を印象付ける大健闘だった。
「圧巻は団体戦です。平野早矢香、石川佳純とともに出場。日本勢初の決勝進出を果たしました。決勝戦で中国に0-3で敗れ惜しくも2位となりましたが、史上初の銀メダルを獲得したんです」(卓球協会関係者)
リオデジャネイロ五輪後の16年9月には、同じ卓球の台湾代表・江宏傑と入籍。都内のホテルで、夫妻ツーショットの記者会見を開いた。
「17年10月に女児、19年4月には男児を出産しています。結婚当初は『一日100回キスしたい』という夫の希望をかなえる番組に出演するなど、ラブラブな夫婦として知られていたんですが……」(芸能プロダクション関係者)
これからいくつもの難問に向き合う福原。どんな形であれ、これを乗り越えたときには、また新たな強さを伴った彼女が現れるのだろう。