移籍後も打率1割台の筒香 ドジャースがクビにしない意外な理由 | FRIDAYデジタル

移籍後も打率1割台の筒香 ドジャースがクビにしない意外な理由

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ドジャースに移籍後もベンチを温めることが多い筒香(画像:共同通信社)

マイナーでの苦闘が続いているーー。

右ふくらはぎ痛で、6月9日(米国時間)に負傷者リスト入りしたドジャースの筒香嘉智(29)だ。傘下3Aのチームで、6月18日に実戦復帰2試合目となる出場となったが2打数無安打1三振。20日の試合では、2本の本塁打を放ちアピールした。だが、日本にいた時の活躍を考えると物足りなさはぬぐえない。

5月まで所属していたレイズでは、左の強打者と期待されながら打率.167、0本塁打、打点5と期待を裏切り事実上の戦力外通告を受けた。ドジャースに移籍してからも、打率.120、0本塁打、打点2と、まったく振るわないのだ(成績は6月21日現在)。

「メジャーリーガーの豪速球に、押されているんです。筒香は日本にいた時から、変化球や相手の失投狙いの打者でした。タイミングが合わず、三振率は3割を超えています。たまにイイ当たりが出ても、ライトへ引っ張るクセのある筒香に対し、相手チームは右方向へ特別なシフトをしているので簡単に捕られてしまう。

獲得に名乗りをあげたメジャーの各球団は、筒香の弱点が速球だと理解はしていました。ただ、日本の一流打者なので、アジャストできるだろうと期待していたんです。さすがに、ここまでヒドいとは……。筒香も必死だと思いますが、マジメな性格なため思い悩み、スランプに拍車がかかっている状態です」(スポーツ紙担当記者)

日本球界でも厳しいワケ

このままでは、2度目の戦力外通告という屈辱も現実味を帯びてくる。さすがに、この成績ではメジャーの他球団は獲得に二の足を踏むだろう。選択肢は日本球界への復帰しかない。

「復帰となれが、入団するのは古巣DeNAでしょう。長年4番を担った大打者ですから、DeNAも拒否はしないハズです。ただ筒香が守る一塁は、ブレイク中のルーキー牧秀悟やソトで固定され、つけ入る余地がない。日本に帰ってきても、ベンチを温めることになると思います」(同前)

筒香は、米国でも日本でも明るい未来が描けない状態にあるのだ。だが、意外にもドジャースは筒香の復調を長い目で待つという見方もある。メジャーに詳しい、スポーツジャーナリストの友成那智氏が語る。

「そもそもドジャースが不振の筒香を拾った理由は、監督の日本びいきにあります。ロバーツ監督は、沖縄県那覇市で生まれました。父親は米軍の退役軍人、母親は日本人です。筒香が日本のオールスターの常連で、本塁打王や打点王を獲得した大打者であることは当然知っています。長い目で見れば、必ずメジャーの投手に対応し大きな戦力となる。そう期待しているんです。

ドジャースのチーム事情も影響しています。現在、左の中心打者であるマンシーとベリンジャーがともにケガで戦線離脱中。筒香のような、左打者が求められているのが現状なんですよ。少なくともマンシーとベリンジャーが復帰するまでは、クビになる可能性は低いでしょう。故障者期間(10日間)から復帰して、打率.250、本塁打2~3本を打てれば、日本好きの監督のもとドジャースのユニフォームを着ることができると思います」

首の皮一枚残った筒香。与えられた数少ないチャンスに、生き残りをかける。これからの活躍に、大いに期待だ。

  • 写真共同通信社

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