23キロ減量芸人が指南「バターコーヒーダイエットのヤバイ効果」 | FRIDAYデジタル

23キロ減量芸人が指南「バターコーヒーダイエットのヤバイ効果」

好きな言葉は「食べ放題」だった芸人が、どうしてこんなに減量できたのか?

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使用前と使用後。その1

夏本番。昨年の自粛中、そしてテレワークと日中の運動量が極端に減ってしまった私たち。頼んでもいないのに、脂肪が体中にまとわりついている人も多いだろう。「痩せなくては……!」と検索していると、バターコーヒーダイエットで減量に大成功した芸人がいるという。それがお笑いコンビ『コーヒルンバ』の平岡佐智男さんだ。

コーヒーを飲むだけで? しかもバター入りのコーヒーで痩せる?? キツネにつままれたような気持ちではあるが、少しでも楽して痩せる情報を聞きたいとご本人に話を聞いた。

「デブ時代、好きな言葉は“食べ放題”でした」

バターコーヒーダイエットとは、2015年にアメリカで発売された『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』に掲載されたダイエット方法。資産家の著者は50キロの減量に成功したという。

本の発売以来、日本でも実行する人が急増。バターコーヒーダイエット関連のアイテムも数々販売されるようになり、減量方法の定番となっている。その効果はどれほどのものだろう?

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――まずは痩せようと決めた時期から教えていたけますか?

「2018年の元旦に痩せようと決意をしました。ダイエットをその年テーマにしようと決めたのです。当時は身長が168㎝、体重が88キロありましたね」

――芸人としてのお仕事のために痩せようと聞きました。

「僕、デビューしたのが21〜22歳の頃なんですけど、その頃は“太っている”ということをウリにしている先輩方が多かったんですよ。番組でいじってもらえるし、グルメ番組のレポーターの仕事も多かった。いつか自分も……と思っていたんですけど、その兆しが見えないまま、デブのまま時間が過ぎて……ついにドクターストップがかかったんです」

――健康診断的な?

「いえ健康診断を受けるような金もなかったので、血液検査だけ自分で受けていたんです。そしたらコレステロール値が最高数値をマークしてしまいまして。『重症の肥満です』と医者から警告を受けました。体脂肪率は27%、血圧も180でしたから、体が悲鳴をあげて当然ですよね。23キロ痩せた今、振り返ってみると、恐ろしいなと」

使用前と使用後。その2

――当時の数値をひととおり伺うと、あまりよろしくない食生活をしていたのではないかと思います。

「もうその通りです。朝ごはんは食べないというか、午前中は好きなだけ寝ていましたね。そんなに仕事もなかったですし。で、朝昼兼用で中華料理屋さんに行くことが多かったです。白飯が“食べ放題”の店が多いんですよ、中華料理屋さんのランチは。で、帰りにコンビニでアイスを買ってまた食べる」

――寝起きに脂っこいものと、冷たいものが一気に体内へ押し寄せてくる、悪循環ですよね……。

「で、また夜になると何かしらの“食べ放題”店へ行く。品プリのような高級ブッフェではありません。例えばカレー屋さんでナンが“食べ放題”とか。極端な話、空腹を満たすなら食べるものは何でも構いませんでした。店を選ぶ基準が“食べ放題”であるかどうかだけでしたから。仕事も彼女もなくて、あるのは脂肪だけという生活です」

「バターコーヒーダイエットで超・健康体質になれます」

――そのデブ生活から脱却するためにダイエットを始めたんですよね。やはりコーヒーが好きという接点から、バターコーヒーを選ばれたんでしょううか?

「そうですね。芸人の先輩たちから『おまえ、コーヒーに詳しいんだし、これ飲んで痩せろよ!』ってどやされていましたから(笑)存在は知っていました。まずは『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』を読み込みました。この本はいまだに僕のバイブルです」

――バターコーヒーダイエットの作り方をプロ(笑)から教えてもらえますか?

「まずはブラックコーヒーを抽出して、そこにグラスフェッドバター(無塩)を10g、あとMCTオイルを大さじ1杯。で、よく攪拌(かくはん)してから飲みます。基本はこれだけですね」

バターコーヒー作りに必要なもの

――実は平岡さんに会うちょっと前からバターコーヒーを飲んでいるのですが、なんか胃が気持ち悪くなってしまうんですよね。

「それはオイルの量が多いんだと思うので、小さじに変えるとか自分なりに調整してもらえればOKです。これを毎朝一杯、朝ごはんの置き換えにするんです。お腹が空くかと思いきや、オイルとバターの効果で全く空腹感がない。コーヒーに含まれるポリフェノールは腸内環境の改善になり、グラスフェッドバターに含まれる良質の脂質が食欲をコントロールする助けになります。オイルも分解スピードが早いタイプなので、エネルギーになってくれるし、脂肪として体に残ることは少ないです。つまりバターコーヒーは完璧なダイエット食なのです!!」

――朝の置き換えだけですか? 他は好きに食べていたとか……。

「スタート時は昼に変わらず、中華料理屋へ行ってましたし、スイーツも食べてましたけどスルスル痩せました。でも途中でその勢いが止まってしまったので、肉、野菜、卵などのおすすめ食材を中心にしました。僕、お酒も飲まないのでいつの間にか朝コーヒー生活に慣れてしまったというか。毎日少しずつでも減るのが嬉しかったですし」

――やっぱり飲むだけではなくて、何かしらの後押しは必要ですよねえ?

「ですねえ。僕、痩せてみて分かったんですけど、ダイエットは生活改善、意識改善そのもの、健康法なんですよ。朝コーヒーだけにすると、自動的に16時間くらい胃にほぼ何も入らない“断続的断食(断続的ファスティング)”状態が続くので、ダイエット効果や体質改善にもなりましたし、集中力も高まって前向き思考になりますし。ちゃんと自分の体が何を食べたいと言っているのか、考えるようになりました。痩せてからは中華料理屋に行っていないですねえ」

――痩せて良かったことは……?

「もう数え切れません(笑)。太っている時は、自分の重量に気づいていないんですよ。重たいなんて、全然考えてもいませんでした。それが痩せたらいかに自分が息苦しい状態で生きていたかわかりましたね。

今まで洋服も“着られるものを探す”ことがデフォルトでしたけど、今は洋服から僕へ向かってきてくれる気がします(笑)。あと、仕事なんかで女性に会うじゃないですか……そうすると目が『あ、こいつ、アリだな』って瞬時に査定されているのがわかるんですよ」

――(爆笑)本当にわかるのかな。

「いや、あるんですって! 太っていた頃はそんな視線は一切感じたことがなくて、女性の皆さんは視界にも入れてくれなかったですからね。今は芸人の他に『猿田彦珈琲』の広報の仕事もしています。今年春クールのドラマ『珈琲いかがでしょう』(テレビ東京)で、珈琲技術指導も担当させていただきました。こういったダイエットの取材もだいぶ増えましたし。デブ時代、昼過ぎまで寝ていた自分を呪いたい」

――皆、健康法として、ダイエットコーヒーをやったほうがいいですよね?

「もちろんです。僕がダイエットをした2018年はグラスフェッドバターもほとんど売っていなくて、探すのが大変でした。それが今ではアマゾンでも買えます。あと攪拌するグッズも100均でも売られていますし、明日からでもすぐにできるはず。太っていた僕が言うから間違いなんですけど、みんな知らぬ間に食べ過ぎなんですよ。一人前の量にだまされないで!」

――なるほど。でも平岡さん、少しだけ体重戻られました……?

「あ、そうなんです(汗)。去年の自粛からどうも食べちゃって。でも5キロくらいなので、またコーヒーダイエットをやろうと思っています。やろうと思ったらすぐにできるし、やると体が軽くなるあの感覚が気持ちいいですね」

平岡佐智男(コーヒールンバ)
1982年7月17日生まれ、香川県出身。タリーズコーヒーの元店長という経歴からコーヒー芸人と呼ばれるように。現在ではお笑いの仕事のほかに『猿田彦珈琲』の広報として活動。店舗の味を再現したチルドコーヒーが1都4県のローソン、ナチュラルローソンで販売中。詳しくは公式ホームページまで。https://sarutahiko.co/chilled/
本人の近況は公式インスタグラムまで。https://www.instagram.com/sachio_coffeeforme

 

  • 小林久乃

    エッセイスト、ライター、編集者、クリエイティブディレクター、撮影コーディネーターなど。エンタメやカルチャー分野に強く、ウエブや雑誌媒体にて連載記事を多数持つ。企画、編集、執筆を手がけた単行本は100冊を超え、中には15万部を超えるベストセラーも。静岡県浜松市出身、正々堂々の独身。女性の意識改革をライトに提案したエッセイ『結婚してもしなくてもうるわしきかな人生』(KKベストセラーズ刊)が好評発売中。

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