みちょぱ、永作、米倉、渡部建…芸能人「スマホで安らぎのひと時」
芸能人やテレビマンが出入りする渋谷のNHK。20年7月の夕方、車寄せロータリーの生け垣に座り込んでいる女性がいた。「みちょぱ」ことタレントの池田美優(22)だ。
白いシャツから肩を出し、セクシーに髪をかき上げるみちょぱ。すると、そばにいた女性スタッフがスマートフォンのシャッターを押す。どうやらインスタグラム用の写真を撮っているようだ。スタッフが駆け寄り、スマホ画面を見せては、再度撮影。それを何度も繰り返した末にようやく納得の一枚が撮れたようで、二人は送迎車に乗り込んだ。
いまや、生活になくてはならないアイテムとなったスマホ。芸能人も様々な用途で活用している。自撮り撮影、仕事上のやりとり、家族への連絡……。彼らが手にするスマホを、オーラ漂う独自画像から紹介したいーー。
客の目がクギ付けのスタイル

芸能人遭遇率が極めて高い東京・広尾の高級スーパー。19年5月の夕方もオーラ抜群の美女が買い物をしていた。黒いキャップにサングラス、ジャケット&スパッツ、足元にはゴールドのスニーカー。驚くほど長くて細い脚にすれ違う人は目がクギ付けになる。女優の米倉涼子(45)だ。
スーパーのパン屋の紙袋を持った米倉は、スマホ画面を眺めながら隣のコンビニへ。野菜ジュースやスムージーが並んだ棚を覗き込んだものの、再びスマホに視線を落とし、店の奥に立って数分間、ひたすらスマホを打ち続ける。結局おにぎり1個を買って帰路についた。
「19年秋には、2年ぶりに『ドクターX』(テレビ朝日系)シリーズの続編放送に出演しました。役のイメージがつきすぎることを嫌って、米倉はなかなかOKしなかったが、テレ朝がギャラを大幅アップして口説き落としたそうです」(芸能プロ関係者)
女子会でニッコリ自撮り

暑さが和らぎ、19年8月の夜。東京・代官山の通りを、愛犬を連れた小池栄子(40)が歩いていた。友人らしき女性とともに向かったのは、安倍晋三・前首相も行きつけの老舗カフェだ。
席に通された小池が上着を脱ぐとセクシーな胸元が露に。2人はお茶を飲みながらガールズトークに熱中。スマホで自撮りに興じる様子も見られた。
「小池の女優としての評価は高く、引く手あまた。19年9月公開の三谷幸喜監督の映画『記憶にございません!』にも重要な役どころで出演していました」(芸能プロ関係者)
1時間ほどのティー&自撮りタイムだったが、多忙を極める小池にとっては良い息抜きになったに違いない。
映画やドラマのカメラと違い、使い慣れたスマホの前では、くつろいだ様子を見せる芸能人たち。プライベートでしか見られない表情が、微笑ましく写る。








撮影:足立百合 川上孝夫 竹本テツ子 原 一平 山田宏次郎 AKM Images/アフロ