文在寅ピンチ…!不正対策官が「3ヵ月で辞任」のヤバイ背景 | FRIDAYデジタル

文在寅ピンチ…!不正対策官が「3ヵ月で辞任」のヤバイ背景

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相次ぐスキャンダルで政府要人が次々に辞任。打撃を受けている文在寅大統領(画像・ロイター/アフロ)

韓国の文在寅政権で、またしても要人のお粗末な辞任劇が起きた。

6月27日に辞意を表明し受理されたのは、不正対策を担う金起杓(キム・ギピョ)秘書官だ。金氏は今年3月に就任したばかり。わずか3ヵ月で辞任した背景には、何があったのだろうか。

「土地に関する不正疑惑が持たれているんです。金氏は91億ウォン(約9億1000万円)の不動産を所有していますが、一部は将来の価格が確実に高騰する都市開発予定地近くの林野を安く購入して得た土地。投機目的で不動産を持っていたのではないかと、疑われています。金氏は否定していますが、野党は違法性を追及する姿勢でした」(韓国紙記者)

真相が明らかになる前に、金氏は突然辞任することになった。文大統領による、事実上の更迭とみられる。裏には、歯止めがかからない文政権の支持率低下の要因がからんでいるという。

「文政権への非難が高まっている最大の理由が、不動産不正疑惑なんです。韓国の人口約5200万人のうち、半数ほどがソウルと近郊に集中している。そのため不動産価格が上昇。文大統領は価格高騰を抑えるために、ソウル周辺に新都市を建設する計画を18年9月と20年5月に発表しました」(同前)

命を絶った2人の幹部

計画自体は、国民にも歓迎された。ところが……。

「計画が発表される前に、担当する政府系機関の『韓国土地住宅公社』(LH)の職員13人が、当該地区の土地を購入していたことがわかったんです。インサイダー情報により、価格上昇をみこし土地を安く買っていたんですよ。文大統領は慌てて捜査に乗り出しましたが、追加で判明した不正職員はわずか7人。国民の批判を受け、LH幹部2人が命を絶つ事態になりました」(ソウル在住ライター)

疑惑は、文氏の親族にまでおよぶ。

「文大統領の義理の弟も当該地区の土地を買い、LHから47億ウォン(約4億7000万円)の利益を得ていたことが発覚。さらに文大統領の娘は、19年5月に購入した土地を1年半ほどで売却し、1億4000ウォン(約1400万円)の売却益を出していたことも明らかになったんです。あいつぐ疑惑のオンパレードで、文政権に対する国民の信頼は下がる一方ですよ」(同前)

相次ぐ不動産不正疑惑に、今回の金氏の投機問題が発覚すれば、文政権の命取りになりかねない。問題が大きくなる前に「当事者を辞めさせたかった」というのが、文大統領の本音なのかもしれない。政府要人のスキャンダルが、後を絶たないのはなぜか。『コリア・レポート』編集長の辺真一氏が語る。

「ここまで次から次へと問題が起きると、開いた口がふさがりません。元法相のチョ・グク氏以来、いったい何人の政府要人が自身のスキャンダルで辞めたでしょうか。ひとえに文大統領自身の人を見る目のなさ、就任前の『身体検査』の甘さが原因です。政権のオウンゴールで、野党の勢いは増すばかり。大統領選は来年3月にせまっていますが、今のままでは与党が政権を維持するのは難しいでしょう」

民間調査会社「リアルメーター」が7月5日に発表した文政権の支持率は、わずか38%。失態が相次ぐ大統領を、国民は完全に見放しつつある。

  • 写真ロイター/アフロ

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