6月はヒット1本…中日・根尾「打率1割台に深刻低迷」のワケ | FRIDAYデジタル

6月はヒット1本…中日・根尾「打率1割台に深刻低迷」のワケ

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試合前に与田監督の話を真剣な表情で聞く根尾。性格はマジメで先輩選手からも可愛がられている(画像:共同通信社)

「今、一軍に置いているということが(私の)評価。簡単にはいきません。ちょっとずつ形になれば。守備も含めて、戦力として一軍に置いています」

中日・与田剛監督が、こう評価するのは根尾昴(21)だ。大阪桐蔭の二刀流として、甲子園をわかせた19年にドラフト1位入団も今年で3年目。開幕一軍を勝ち取ったが、打率.170、1本塁打と苦しんでいる(成績は7月7日現在、以下同)。

「5月にプロ1号を満塁本塁打で飾ったのは良かったですが、6月に入ると絶不調になりました。ヒットは27日の広島戦で放った、たったの1本……。しかもドン詰まりのフライが、センターの前にポトリと落ちるラッキーな安打です。それまでは、5月28日の日本ハム戦以来26打席連続で無安打だったんですから、不振は深刻でしょう」(球団関係者)

入団当初のフィーバーぶりは、異常だった。ゴールデンルーキーの動向を報じようと、スポーツ各紙が「根尾番」を設置。中日OBも入れ代わり立ち代わり球場を訪れ、熱心にアドバイスを送っていた。

球場入りで顔が引きつり……

「根尾は『休日はずっと本を読んでいる』と話すように、超がつくほどマジメな性格です。OBたちの忠告を、イチイチ丁寧に聞いていました。しかし内心では、相当戸惑っていたでしょう。人によって『思い切り振れ』『コンパクトにスイングしろ』と、言うことが違いましたから。

振り回されれば、調子も上がりません。2軍でも打率1割台と低迷。不振から春先にはめっきり口数が減り、球場入りすると緊張のあまり顔が引きつっていたそうです」(スポーツ紙担当記者)

3年目の今季は番記者も減り、OBも以前ほど話しかけてこなくなった。気持ち的にはだいぶラクになったかと思いきや、根尾を悩ます新たな問題が……。

「根尾の本職はショートです。今季は開幕スタメンに名を連ね、本人も『ショート1本で』と語っていました。ところがフタを開けてみると、ショートでの出場はゼロ。外野での起用が続いています。

球団としては手薄な外野陣を補い、不動のセンター・大島洋平の後継になってほしいと考えているのでしょう。しかし、本人は慣れない外野の守備に苦しんでいます。前述したとおり、根尾はとてもマジメ。求められたコトができないと、『どうしてダメなんだろう』と必要以上に悩んでしまう。守備に意識が移ってしまい、得意の打撃にまで悪影響が出ているようです。打撃に集中させるためには、本職の慣れたショートで起用するのがベターだと思いますが……」(同前)

冒頭のコメントが表す通り、甲子園のスターに対する監督の期待が高いのは間違いない。高校時代(東海大相模)同じようにスターだった高橋周平(27)は、中日の主軸を担うまでに6~7年かかった。根尾はまだ3年目。焦らず、しかし着実に成長してほしい。

  • 写真共同通信社

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