2軍で打率4割 楽天オコエ「それでも1軍に呼ばれない」特殊事情 | FRIDAYデジタル

2軍で打率4割 楽天オコエ「それでも1軍に呼ばれない」特殊事情

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
奇抜なヘアスタイルや突飛な言動で注目されるオコエ。18年4月撮影(画像:共同通信社)

第3打席にセンター前、第4打席にはレフトへーー。

7月5日に行われた巨人との2軍戦で、楽天のオコエ瑠偉(23)はマルチ安打の活躍をみせた。7月12日現在、ファームでの打率は.412。2月に左手関節の手術を受け出遅れたが、6月30日に実戦復帰して以降、首脳陣へ猛アピールしているのだ。だが、まだ1軍から昇格の声はかからない。

「岡島豪郎や辰己涼介など、オコエが本職の外野陣はレギュラーがほぼ固まっていますからね。なかなか、つけ入るスキがないのが現状です。実戦復帰して、まだ半月ほどですから、もっとアピールを続ける必要があるでしょう」(球団関係者)

オコエは派手なプレーで甲子園を沸かせ、15年に関東一高からドラフト1位で楽天に入団した。遠投120mの強肩に2.0以上の視力、50m走5秒96、スイングスピード157km……。その身体能力の高さは、誰もが認める。昇格の声がかからないのは、楽天外野陣の層の厚さだけが理由ではなさそうだーー。

オコエはプロ入り後、まだ満足のいく結果を残せていない。昨年は初めて1軍出場がなく、2軍でも27試合の出場にとどまり打率.269、0本塁打と精彩を欠いた。石井一久GM兼監督も、昨年末オコエが200万円減の年俸1000万円で契約すると、こう苦言をていしている。

「まだ考えが甘い。がんばってほしいというより、そろそろ出てこないと彼自身の野球人生が苦しくなる。ここが正念場。自己評価が少し高い感じがする。もう一皮むけないと。チャンスを与えて『ハイどうぞ』、という訳にはいかない」

目標の選手は「ウサイン・ボルト」

オコエが石井監督をはじめとする首脳陣からの評価が高くないのは、自身の言動に理由があるようだ。以前には、こんなトラブルがあった。

「野球以外の面で目立ち過ぎです。象徴的なのは奇抜な髪型。新人の時からモヒカンスタイルで大きなヘッドホンを首にかけて球場入りするなど、注目されていました。19年には当時の平石洋介監督からこう注意されています。『ふざけた髪型でキャンプインするなら、オレが髪を切ってやる』と。髪型ぐらいは自分で決めればいいのですが、プロでは規範が求められますからね。

自身の年俸以上の高級車を買ったことでも、話題になっています。17年にBMWのスポーツカータイプで、約2000万円する『I8』を購入。翌年には、1500万円の高級外車マセラティのSUV型『レバンテ』を買いました。報道陣から目標とする選手を聞かれ『ウサイン・ボルト』と答える陽気さはありますが、どうしても浮ついた印象を受けてしまうんです」(スポーツ紙担当記者)

一方、野球に対する意識は、かなり高いようだ。

「高校時代から、メジャーを意識していましたから。イチローや田中将大など、メジャー経験者の動画を繰り返し見ています。新人の時には、食事回数や筋力トレーニングを増やし身体を大きくしたというダルビッシュ有に触発され、体重が88kgから94kgになりました。本人は、『メジャーリーガーのイイとこ取りをしてハイブリッドプレイヤーになる』と話しています。

ただメジャーへの憧れが強いため、日本の指導者のアドバイスを素直に聞かない傾向がある。打撃コーチや2軍監督を務めた池山隆寛さんとは、あまり相性が良くないようでした」(球団関係者)

素質は十分。もう少し謙虚な気持ちを持てれば、オコエがスター選手になる可能性は十分あるはずだ。

  • 写真共同通信社

Photo Gallary1

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事