麻生太郎副総理が秋の総裁選&衆院選で繰り出す「次の一手」 | FRIDAYデジタル

麻生太郎副総理が秋の総裁選&衆院選で繰り出す「次の一手」

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東京都議選から一夜明けた、7月5日の朝8時過ぎ。都内の高級住宅街にある豪邸から、ジョギングウェアに身を包んだ男性が出てきた。副総理&財務相の麻生太郎氏(80)だ。全国紙記者が語る。

7月5日の朝8時過ぎ、自宅近くを散歩する麻生氏。会話は天気やスポーツ、芸能についての雑談が多いという 撮影:田中俊勝

「麻生さんは朝、自宅周りを30分ほど散歩するのが日課なのです。散歩の最中は仕事の話はしないというのが暗黙の了解ですが、麻生さんに近づくチャンスということで、多くの記者が日参するのです」

この日も、記者やSPを連れて散歩に出かけた。記者が天気の話などの雑談を振ると、麻生氏がそれに冗談で返し、一行からドッと笑い声があがっていた。

6月下旬のある夜、麻生氏の姿は東京・代官山(渋谷区)にあった。公用車で乗り付けたのは、洋食店『代官山 小川軒』。創業1905年という老舗(しにせ)だ。夫人など「麻生一家」を連れた夕食会だ。

「麻生さんは食事にこだわりが強く、渋谷区、港区あたりの老舗の店が好きなのです。六本木(港区)の老舗イタリア料理店『キャンティ』にも昔から通っていて、必ず一番奥の個室に入る。いまも月に数回は訪れているそうです」(同前)

散歩にディナーと、麻生氏は一見悠々自適のように見える。だが、記者たちが足繁く通うのは、麻生氏が9月の総裁選、そして10月に行われると言われる衆院選の最大のキーマンだからなのである。

「麻生氏は安倍晋三前総理(66)とともに、政界のキングメーカーであり、同時に二人は盟友関係でもあります。5月に安倍前総理は『ポスト菅』の候補4人の名前を挙げましたが、人気の高い河野太郎氏はあえて外している。これは河野氏が麻生派で、彼の名前を挙げると麻生派内で世代交代が起きてしまいかねない。河野氏の名前を出さなかったのは安倍前総理の麻生氏への気づかいでしょう」(政治ジャーナリスト・角谷浩一氏)

つまり、菅義偉総理(72)を支えるか、他の誰かを推すか、麻生氏の腹ひとつなのだ。しかし、そんな状況に、いま横槍が入れられようとしている。

「二階俊博幹事長(82)が小池百合子都知事(68)の自民党への復党からの総裁選出馬というカードをちらつかせています。麻生さんにとって小池氏は安倍政権をかき乱した『戦犯』であり、けっして手を繋ぐことはできない。まず麻生さんは小池氏の復党を断固阻止する手を繰り出してくるでしょう。二階さんとの全面衝突となる可能性もある」(自民党議員)

記者たちを煙(けむ)に巻きながら、麻生氏は次の一手を入念に練っている。

小川軒に入る麻生氏。帰りは5人乗りの車に大人5名と子供1名という法定オーバーの人数で乗り込んでいった

「FRIDAY」2021年7月23日号より

  • 撮影田中俊勝(1枚目)、西 圭介(2枚目)

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