小室圭さん母と紀子さま「対照的な人生」報道に宮内庁が抱える苦悩 | FRIDAYデジタル

小室圭さん母と紀子さま「対照的な人生」報道に宮内庁が抱える苦悩

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いまだに母の婚約者との金銭トラブルの解決策が見つからない小室圭さん
いまだに母の婚約者との金銭トラブルの解決策が見つからない小室圭さん

秋篠宮眞子さまと小室圭さんの“結婚問題”はこじれにこじれている。5月には小室さんが米フォーダム大ロースクールをめでたく卒業。今月下旬の弁護士試験を受け、10月にも合否が判明する。

「合格を手土産に眞子さまを迎えに行く…といった話もありますが、小室家の金銭問題が解決しない限り、国民の理解は得られそうにありません」(皇室ライター)

長期化確実な中にあって、メディアは連日この問題を扱っている。

当初は小室さんの実母・佳代さんの金銭問題を隠して秋篠宮家に近づいた小室親子にバッシングが集中したが、今年4月に発表したA4用紙28枚から成る「小室文書」に眞子さまが主体的に関わっていたことがわかると、様相が一変。眞子さまや、両親である秋篠宮夫妻の〝教育面〟にまで批判の矛先が向けられることになった。

これに慌てているのが、宮内庁だ。

「皇室バッシングがここまで大きくなるとは思ってもみなかったようです。宮内庁は皇室に意見できる立場にありませんが、国民からは『宮内庁がだらしないからだ!』といった意見もある。働く職員は疲弊しています」(宮内庁担当記者)

そうこうしている間にもマスコミ報道は過熱。ついには一部女性誌を中心に、同じ年の紀子さまと佳代さんを「光と影」「表裏一体」「合わせ鏡」のようなストーリーで“対照的な生き様”を報じるところまで出てきた。

紀子さまも佳代さんも54歳。眞子さまと小室さんも同級生で、誕生日は眞子さまが10月23日、小室さんが10月5日と程近い。言われてみれば、紀子さまと佳代さんには共通点もある。

紀子さまと秋篠宮殿下の結婚報道に沸いたのは平成元年8月。紀子さまは学習院大学教授の娘で、住まいは学習院のキャンパス内にある、団地づくりの教職員住宅だった。庶民的な暮らしぶりは世間から好意的に受け止められ「3LDKのプリンセス」とも呼ばれた。

テレビは連日“紀子さまフィーバー”を特集。一介の民間人から皇室に嫁ぐという、文字通りの「シンデレラストーリー」だった。

一方の佳代さんは、夫とその父親の死にもめげず、多方面からお金を工面して、惜しげもなく小室さんの教育に投資した。国立音楽大学附属小学校に6年間、中高一貫のカナディアン・インターナショナルスクールに6年間。学費の総額は1500万円以上ともいわれる。

その後、眞子さまは‘10年4月、皇族として初めて、国際基督教大学(ICU)に入学。そこで出会ったのが小室さんだった。同時に紀子さまと佳代さんの人生が子供を通じて交錯した瞬間でもあった。

「こうしたバックボーンをドラマティックに表現することで、紀子さまと佳代さんの対照的な人生が浮かび上がってきます。たしかに映画やドラマの題材としては悪くはないでしょう。ただ、こうしたドラマ仕立てのストーリーに宮内庁が不快感を示していると言います」(前出・皇室ライター)

サイドストーリーとして、佳代さんが紀子さまを羨望のまなざしで見つめ、心から尊敬していることや、紀子さまが女手ひとつで息子を育てた佳代さんに敬意を払っているなどの報道もあったが、いずれも真相は不明だ。宮内庁関係者は

「ありえない。そもそも紀子さまと佳代さんが以前から関連があったかのように報じるのは失礼。気付けば既成事実化してしまい、まるで大作ドラマのように語られる日が来そうで怖い」

とこぼす。皇室に意見できる立場でない以上、マスコミ報道にはこれまで以上に敏感になっているようだ。

一連の騒動で国民の「皇室離れ」が進むことを防ぐためには、結婚問題の解決が必須だが、小室さんサイドが積極的に事態収拾に乗り出しているとは言い難い。宮内庁の“憂鬱”は当分続きそうだ――。

  • PHOTO船元康子

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