メジャーで今季2度目の戦力外…筒香が選ぶ意外な「これから」 | FRIDAYデジタル

メジャーで今季2度目の戦力外…筒香が選ぶ意外な「これから」

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ベンチを温めることが多かった筒香。ネット上では「ヤセたのでは?」と心配する声も(画像:共同通信社)

事実上、今季2度目の戦力外通告となった……。

ドジャースの筒香嘉智(29)が、7月8日(日本時間)にロースター(メジャー出場できる選手)40人枠から外れたのだ。5月まで所属していたレイズからも、左の強打者と期待されながら打率.167、0本塁打、打点5と期待を裏切り戦力外通告を受ける。ドジャースへ移籍後も打率.120と振るわず、傘下3Aオクラホマシティへ降格。3Aでも15試合出場で打率.138、3本塁打、7打点と低迷していた(成績は7月18日現在、以下同)。

「筒香の弱点は明らかです。メジャーリーガーの豪速球に、押されています。筒香は日本にいた時から、変化球や相手の失投狙いの打者でした。メジャーでは速球にタイミングが合わず、三振率は3割を超えています。たまにイイ当たりが出ても、ライトへ引っ張るクセのある筒香に対し、相手守備陣は右方向へ特別なシフトをしているので簡単に捕られてしまう。

獲得に名乗りをあげたメジャーの各球団は、筒香の弱点が速球だと理解はしていました。ただ、日本の一流打者なので、アジャストできるだろうと期待していたんです。さすがに、ここまでヒドいとは……。筒香も必死だと思いますが、マジメな性格なため思い悩み、スランプに拍車がかかっている状態です」(スポーツ紙担当記者)

一向に上がらない成績。心労もあったのだろう。体重も落ちたようだ。ネット上には、最近の筒香のプレーを見たファンから「ヤセ過ぎじゃない?」「縮んでいる……」など、心配の声が多数アップされている。

ドジャースが獲得した特殊事情

それでもドジャースは、筒香の復調をギリギリまで待った。スポーツジャーナリストの友成那智氏が、特殊な事情を解説する。

「監督が日本びいきですからね。ドジャーズのロバーツ監督は、沖縄県那覇市で生まれました。父親は米軍の退役軍人、母親は日本人です。筒香が日本のオールスターの常連で、本塁打王や打点王を獲得した大打者であることは当然知っています。長い目で見れば、必ずメジャーの投手に対応し大きな戦力となる。そう期待していたんです」

メジャーだけでなく3Aでも結果を残せず、ドジャースも我慢の限界を超えたのだろう。気になるのは、筒香の「これから」だ。

「シーズン中に2度も戦力外通告を受けたとなると、さすがに獲得に乗り出すメジャー球団はないでしょう。考えられるのが、日本球界への復帰です。受け入れ先の最右翼は古巣DeNA。長年4番を担った大打者ですから、DeNAも拒否はしないハズです。ただ筒香が守る一塁は、ブレイク中のルーキー牧秀悟やソトで固定され、つけ入る余地がありません。外野にも佐野恵太やオースティンがいる。日本に帰ってきても、ベンチを温める可能性が高いと思います。

筒香としても、戻りづらいでしょう。19年オフのファン感謝デーでDeNAのファンに向かい、『メジャーに挑戦します!』と高らかに宣言。2年も経たないうちに復帰したのでは、メンツが立ちません。15年オフにはドミニカのウィンターリーグに参加し、決して恵まれたとは言えない施設で泥まみれになった経験もあります。厳しい環境にも慣れている。将来的には日本へ戻ってくるとしても、少なくても今年いっぱいはマイナーでもがきメジャー昇格を目指すと思います。筒香は、楽な道を安易に選ぶような選手ではありませんから」(前出・記者)

食事の質は良いとは言えず、バスでの長距離移動を強いられ、3Aは「ハンバーガーリーグ」と呼ばれる。常々メジャーでのプレーを「夢」と語っていた筒香。その夢の再実現を目指し、あえて苦難の道を選ぶ。

  • 写真共同通信社

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