渡部は読書、広末・森高は買い物…芸能人「くつろぎ一人時間」
今年2月の平日、都内書店のカフェコーナーに『アンジャッシュ』渡部建(48)の姿があった。時刻は朝10時半。平日の午前中といえば多くの人が仕事に勤しんでいる頃だ。
「20年6月に『週刊文春』で報じられた〝多目的トイレ不倫〟の余波は、まだ収まっていません。仕事がない夫に代わり妻の佐々木希が、7年半ぶりにバラエティー番組に出演するなど、懸命に家計を支えています。渡部は書物を読みながら、自身と家族の将来のことを考えているでしょう」(芸能プロ関係者)
多忙な芸能人にとって、一人になれる時間は貴重だ。人によって過ごし方は様々。書店で読書、好きなブランドをショッピング、カフェでまったり……。誰にも邪魔されない、有名人の「くつろぎのひと時」をご覧いただきたい。
超売れっ子女優が六本木のショップで

19年3月の夜。東京・六本木のセレクトショップに、女優の永野芽郁(21)の姿があった。ダークカラーのマニキュアをつけ、肩からはプラダのバッグを提げている。ジュニアモデル出身だけに、さすがオシャレ感度も高い。永野はしばらく服を物色した末、試着してから「お買い上げ」していた。
「公開中の映画『地獄の花園』の他、『キネマの神様』『そして、バトンは渡された』が公開待ち。永野は出演作品が目白押しで、いま最も売れている多忙な女優でしょう。それでも疲れた様子を見せず、スタッフにも笑顔で対応している。撮影現場の評判も良いですよ」(大手映画会社社員)
ドラマやCMの出演オファーも殺到しているという永野。忙しい日々を送る中、買い物がリフレッシュタイムになっているようだ。
女優がカフェでまったり

東京・広尾にあるおしゃれなナッツ専門店。18年4月のとある昼下がり、店内のカフェスペースでのんびりとお茶をする田中麗奈(41)を発見した。後ろでキュッと一つにまとめただけのシンプルな髪形が、小顔をいっそう際立たせている。
「16年2月に5歳上の医師と結婚した後は独身時代より露出は減りましたが、マイペースで仕事を続けています。17年公開された主演映画『幼な子われらに生まれ』では、繊細な演技が話題になっていました」(映画配給会社関係者)
カフェを出た後、変装もせずに歩き出したナッちゃん。とある寺院にさしかかると、大きな墓碑の前で手を合わせて数分間、立ち尽くしていた。仕事や家庭のことで、お願いをしていたのだろうか。人妻&アラフォーになっても、透明感は健在だ。
3児の母親になり生活にゆとり

20年6月の夕方。広末涼子(40)は、東京・渋谷のデパ地下で買い物をしていた。淡いブルーのシャツに白いワイドパンツという爽やかな服装で、40歳過ぎとは思えないほど若々しい。
カゴを手に取るや否や、青菜、ベーコン、冷凍食品を超速でカゴに入れていく。専門店コーナーでは鳥飯の具材パックや唐揚げなどを購入。さらに小走りでワインコーナーへ急いだ後、駐車場へと向かったのだった。
「3児の母となった広末は、仕事も精力的にこなしています。アイドル的人気を誇った10代の頃は、あまりのプレッシャーに芸能界から引退しようと思ったことがあったとか。当時は、CM契約を継続されないように、太ろうとしてわざと暴飲暴食していたそうです」(広告代理店関係者)
それぞれの過ごし方で、お一人時間を満喫する芸能人。多忙な彼ら、彼女たちがホッとできる貴重なひと時である。





撮影:足立百合 川上孝夫 島 風太 原 一平