小林賢太郎も…東京五輪辞任ラッシュで日本が背負う「恥の山」 | FRIDAYデジタル

小林賢太郎も…東京五輪辞任ラッシュで日本が背負う「恥の山」

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解任された小林賢太郎。紹介する佐々木宏氏も辞めている

佐野研二郎氏、森喜朗氏、佐々木宏氏、小山田圭吾氏、のぶみ氏、そして…。

もうこれ以上は出てこないと思ったが、開会式前日の7月22日に、東京五輪の開会式・閉会式のショーディレクターを担当している劇作家・小林賢太郎氏が解任された。過去のコント中に、今では考えられないような不適切発言をしていたのだ。

小林氏といえば、大学の同級生だった片桐仁とお笑いコンビ「ラーメンズ」を結成。絶大な人気を誇るも、小林氏が‘20年に芸能界から引退することを表明し、ラーメンズは事実上解散となった。現在は劇作家として活動しており、五輪の行事を担当するまでに至った。

問題の発言は1998年5月に発売されたVHS「ネタde笑辞典ライブ Vol.4」に収録されているラーメンズのコントだった。

2人の設定は、過去にあったNHKの教育番組「できるかな」のパロディで小林が「ノッポさん」に、片桐が「ゴン太くん」に扮している。

野球場の模型のようなものを作るという設定で、“観客は”…という流れの中で片桐が、

「ちょっとやってみよっか。『ちょうどこういう人の形に切った紙』がいっぱいあるから」

と言うと小林氏が

「ああ、あの『ユダヤ人大量惨殺ごっこ』やろうって言った時のな」

というセリフを言い放ったのだ。

「これはナチスドイツがユダヤ人を大量虐殺したホロコーストを意味しているのでしょう。若いころの発言であったとしても不見識。五輪には当然、外国人がたくさんやってきます。小山田さんと同様に不適切な人選と言わざるを得ないという声が上がりました」(スポーツ紙記者)

先日、ネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人で「ひろゆき」こと西村博之氏が五輪行事の担当者が相次いで辞退したことを受け

《組織委員会は炎上マーケティングの専門家に人選任せてるの?》

とツイッターで皮肉を言ったが、その直後にこの問題が発覚した。

「ユダヤ系人権団体が21日に《どんなに創造的であっても、ナチスの虐殺の犠牲者をあざける権利は誰にもない》との声明を発表したのが、辞任の決め手になった。批判の矛先がスポンサー企業に向いたら、それこそオリンピックそのものが中止になってしまう。小山田圭吾のときと違って対応が早かったのはこのためでしょうね」(全国紙記者)

小林氏はその後、過去の発言の誤りを認める声明を発表。どこまでさかのぼって過去の制作物についての責任を負わねばならないのか、当時の言動について自省してもそれは許されないのか…といった議論も起こっているが、その議論が十分になされるより先に、辞退が発表されることになってしまった。

女性蔑視から始まり、体型揶揄、イジメ、そして問題発言…。“平和の祭典”という大舞台でキーマンたちが連続で辞任するという「ガバナンス不足」=“恥さらし”は、日本という国のイメージを大きく落としたことは間違いない。

その“負の遺産”を、我々日本人は何年も背負っていかなければならないのだろうか。無邪気に土管から顔を出していた「安倍マリオ」が懐かしい限りだ…。

  • 写真共同通信

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