最低レベルの相撲と大批判を受ける白鵬の「意外過ぎる素顔」 | FRIDAYデジタル

最低レベルの相撲と大批判を受ける白鵬の「意外過ぎる素顔」

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7月場所の千秋楽。照ノ富士を倒し全勝優勝を決めた白鵬は渾身のガッツポーズ!(画像:共同通信社)

「ほとんど最低レベルの相撲」

「ガッツポーズとか雄叫びとか論外でしょう」

進退をかけた7月場所で、7場所ぶりの優勝を決めた横綱・白鵬(36)が、批判にさらされている。特に問題視されたのが、千秋楽の照ノ富士戦後に決めたド派手なガッツポーズ。7月21日には、日本相撲協会の八角理事長が白鵬を呼び厳重注意をする事態となった。

「横綱審議員会の矢野弘典委員長など、白鵬をバッサリと切り捨てています。『武道にそぐわない。見苦しい。美しくない。自分本位』と。14日目の正代戦では、仕切り線から大きく離れて立ち合い激しい張り手を連発。翌日の照ノ富士戦でも、ヒジ打ちのようなかち上げをみせました。かなり乱暴な相撲をとっているのは間違いないでしょう」(相撲協会関係者)

確かに取り口は、横綱としての品格に欠けるように見える。だが、引退も噂された場所での全勝V。積み上げた優勝回数は、史上最多の45回にのぼる。幕内通算成績は1093勝(199敗)で、こちらも歴代最多。相撲内容は褒められたモノでなくても、偉大な記録をうち立てたのは間違いない。力士生命を絶たれるようなヒザの痛みに耐え復活した白鵬に、もっと賞賛の声があってもいいように思うが……。

「身体を大事にしてね」

「批判しているのは、白鵬をよく知らない人たちです。土俵上の姿だけを見て、非難しているのでしょう。身近にいる人間は、白鵬のことを決して悪く言いません」

こう話すのは、横綱に昇進する前から白鵬を知る知人A氏だ。A氏は「白鵬は誤解されている」と語る。取組は時に乱暴と受けとられるが、素顔は意外に紳士的だという。

「白鵬の付け人の中に、一人問題の多い力士がいるんです。稽古をサボったり、言われたことをやらなかったり……。ミスが続くと、普通なら付け人を外されますよ。でも白鵬は、あえて彼を自分の近くに置いている。理由を聞くと、こう言って笑っていました。『問題が多いからこそ身近にいさせる。一人前になるまで面倒をみるのも横綱の仕事』と。

横綱在位83場所で近寄りがたい印象がありますが、本人はとても気さくです。部屋(宮城野部屋)の近くに住む住民には、自分から話しかけています。『おばあちゃん、身体を大事にしてね』『どうですか。最近、仕事のほうは』などとね」

困った人へ向けられる視線も優しいという。A氏が続ける。

「11年3月に起きた、東日本大震災直後のことです。白鵬はトラック3~4台をチャーターして、原発事故の被害も受けた福島県内の避難所を回りました。カップ麺や清涼飲料水など、支援物資を満載してね。相撲協会は、横綱の単独行動に否定的な見方だったそうです。白鵬は、そうした批判にもかかわらず被災地に赴きました。現地の人は大喜びですよ。『横綱が来てくれた』と、涙を流して感動する高齢者の方もいた。11年9月場所には、両国国技館に『白鵬シート』を作り、被災者の人たちを招待しています。

白鵬は他の力士の取組に苦言をていすることはあっても、決して悪口や陰口を言うことはないんです。いくら身体の状態が悪くても、家族や親方に弱音を吐かない。取り口が乱暴といっても、ルール違反をしている訳ではありません。

ガッツポーズも、ケガに耐えての優勝で喜びが素直に出たのでしょう。武道ではガッツポーズは見苦しいと言われますが、柔道の阿部詩選手だって金メダルが決まった瞬間、派手なアクションで嬉しさをアピールしたではないですか。批判されているような『最低レベルの相撲』で、歴代最長の14年2ヵ月間も横綱を務められませんよ。白鵬は、とても魅力的で大横綱の名にふさわしい人物だと思います」

亡き父親との約束だったという「東京五輪までは現役」という目標を、全勝優勝で達成した白鵬。7月場所後に横綱へ昇進した照ノ富士らライバル力士たちと、来場所以降も賜杯を争う。最多優勝回数の更新という、前人未到の道を歩き続けるのだ。

  • 写真共同通信社

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