松嶋、東山紀之、石田ゆり子…芸能人「五輪に負けない」ジム通い
今年4月。東京・広尾にある芸能人御用達のスポーツジムに、東山紀之(54)の姿はあった。リュックにジャージ姿で現れたヒガシ。普段ならガードレールをヒョイと乗り越え、颯爽とクルマに向かう……はずが、いつもの機敏な動きはなく、足元に目をやりながら慎重に歩みを進める。というのも、この時、彼は足を骨折していたのだ。
「主演ドラマのアクションシーンの練習中、骨折してしまったのだとか。でも、日頃から身体を鍛えていたからか、怪我の直後から自力で歩くこともでき、ギプスをつけることなく生活していたそうです」(芸能プロ関係者)
熱戦が続く東京五輪。日本人のメダルラッシュが続いている。芸能人も負けてはいない。多くのタレントがスタイル維持&体力増強のためにジムに通い続けているのだ。彼らのストイックさを紹介したいーー。
40代後半とは思えないスッピン姿
40代後半にして衰えない美貌の松嶋菜々子(47)を見かけたのは、19年6月だ。東京・恵比寿駅近くのビルに入る松嶋は、Tシャツにパンツ、サンダルという超リラックススタイル。
「ビルには、女性のアンチエイジングを手がけるパーソナルトレーニングジムが入っています。松嶋さんの美貌は、日々の鍛錬の賜物なのでしょう。その日もみっちりトレーニングしたようで、松嶋がビルを後にしたのは3時間以上後でした」(芸能プロダクション関係者)
ビルを出た松嶋は送迎車を探しているのか、怪訝な表情を浮かべて左右をキョロキョロ。かと思ったら、なぜか舌をペロリと出したのだった。しかめっ面も、お茶目な表情も魅力的なのは、圧倒的なオーラのなせるわざだろう。
汗を流して向かった先は……
18年11月の夕方。都心のとあるビルからパーカーにスニーカー姿の美女が出てきた。綾瀬はるか(36)だ。
まるで高級マンションのように重厚感のあるエントランスを構えたこの建物は、彼女の自宅マンションではなく、会員制のスポーツジムや英会話スクールなどが入居する商業ビル。綾瀬の服装からして、ジムで汗を流していたのかもしれない。
彼女はそのまま歩いてビル前で待機していた送迎車に乗り込むと、南青山のとあるビルへ。ラフな服装ではファッションの街・南青山にふさわしくないと感じたのだろうか。30分後に出てきたときには、メガネとニット帽で変装していた。さらにお次は、人気の海外ブランドのショップへ。
「彼女が訪れたのは、前衛的なデザインが特徴の高級ブランド店です。2万円以上するTシャツも珍しくありません」(ファッション誌編集者)
お目当ての品をゲットしたのだろう。30分後、綾瀬はショップの紙袋を手にした運転手の女性とともに店を後にした。多忙な日々の中でも、身体のメンテナンスとおしゃれには気を抜かないようだ。
「奇跡の50歳」の「奇跡の素顔」
芸能人御用達の都内のデパ地下。20年3月上旬の夜、駐車場にトレンチコートを着込んだ女性がカートを押してやってきた。女優の石田ゆり子(51)だ。
「奇跡の50歳」と言われるだけあって、ほぼスッピン&髪を後ろで一つに束ねただけの地味な格好ながら、可憐な雰囲気が漂っている。カートの中にあったのは、大量のペット用品。猫砂などを愛車のバックドアから積み込んでいた。
「この日は、ジムに行ってからデパ地下に向かったようです。石田は、4匹の保護猫と1匹のゴールデンレトリバーとともに暮らしています。インスタグラムでは、彼女のオシャレな暮らしぶりやファッションが覗けるとあって大人気です。飼っているペット専用のインスタも開設されているんですよ。
インスタには、愛犬&愛猫のかわいらしいショットがホッコリする石田の文章とともにアップされている。癒やされると評判です。フォロワーは96万人近くに達しています」(女性誌編集者)
忙しい合間を縫って、ジムで鍛えて「絶好調」を維持する芸能人たち。人並ならぬ努力を続けているからこそ、彼ら彼女たちは輝き続けるのだろう。
- 撮影:会田 園 川上孝夫 坂口靖子 島 颯太 鈴木拓也 西 圭介