プエルトリコ女子代表が感激した「日本の魅力」が世界に拡散中!
東京五輪、女子バスケットボールプエルトリコ代表のアリ・ギブソンが自身のTikTokアカウントに投稿した選手村の動画が大きな話題を呼んでいる。「未来にいるみたいだ」「日本のテクノロジーは進んでいる!」「便利!」「魔法みたいだ」。視聴者からは驚きの声も続々と寄せられている。一体ギブソン選手村で何を紹介したのだろうか……!?
「選手村のすごいこと、教えてあげる」
そんなギブソンの話から始まる動画。
「もちろん、私が写っているこのポスターじゃないわ」
ギブソンは壁に貼られた、女子バスケ・プエルトリコ代表メンバーがズラリと並んだポスターを撮影しながら冗談をかました。そして、カメラは選手村のエレベーターの中へ……。
「なんと、エレベーターのボタンがキャンセルできる!」
ギブソンはとても驚いた様子だ。エレベーターのキャンセル機能は日本では多くとりつけられており、その方法はメーカーによって様々だ。連続で2回押したり、長押ししたり……。日本人にとって珍しいことではないかもしれないが、海外の人にとってはそうではないのかもしれない。
そして動画の最後にギブソンはこう締めた。
「新型コロナウイルスの影響で、オリンピックに観客は入れない。そんな中で日本はよくやっている。ありがとう、Tokyo2020」
そんなギブソンが所属するプエルトリコの女子バスケチームは、今回がオリンピック初出場。しかし、初戦の中国戦は97-55、次のベルギー戦は 87-52と、いずれも大差で敗れた。世界の壁は高かったようだ。
ただ、オリンピックは参加することに意義がある。ギブソンは「夢のオリンピック」と題した動画をあげたり、他国の選手と交換したピンバッジを紹介したり、五輪や日本を存分に楽しんでいる。
テレビやマスコミを通じた様子だけでなく、選手自ら選手村などの内部を次々と発信していく今回の五輪は、五輪の新しい楽しみ方が生まれた。そんなインフルエンサーオリンピアンには本当は金メダルをささげたい。コロナが落ち着いたら、また、いつか日本に遊びにきてね!