浜崎、カエラ、森高、オザケン…「ステージを降りた歌手の素顔」
都内の高級鮨店でふっくらしたお腹の浜崎あゆみ(42)が、年下男性とデートする様子を目撃したのは19年6月のこと。
店から出た二人はお揃いのペアリングをはめて、ギュッと手をつないでいた。あゆは周囲の目が気になるのか、男性の陰に身を隠すようにして後をついて行く。
「この男性はあゆ専属のバックダンサーであるP氏です。18年8月に浜崎の専属バックダンサーを決めるオーディションで合格しました。年齢はあゆの20歳ほど年下。当初から彼女のお気に入りで、可愛がられていました。あゆは20年1月に出産を発表しています」(芸能プロダクション関係者)
圧倒的パフォーマンスや歌唱力で、ファンを魅了するアーティストたち。ステージを降りればコンサート中とは違う、意外な素顔を見せてくれる。歌手たちのオフショットでその魅力を紹介したい。
ド派手ヘアで客が注目

木村カエラ(36)は今年5月の夕方、都内のコンビニに姿を現した。金、ピンク、オレンジなどカラフルに光る髪を編み込んでいる。チェック柄のチュニックに真っ赤なカーディガンという装いで、周囲の客から注目されていた。
「カエラが自身のファッションを日々インスタに投稿するたびに、40万人のフォロワーからは『イケメン』『カッコいい』と称賛されています」(音楽業界関係者)
カエラは、少し険しい顔で買い物を済ませると、クルマを颯爽と運転して自宅へ戻っていった。夫・永山瑛太を支え、二児の子育てに愛を注ぐ姿も、きっと〝イケメン〟に違いない。
「オバさん」になっても……

シンガーソングライターの森高千里(51)と遭遇したのは、19年4月下旬。東京・広尾の高級スーパーで、黒縁メガネをかけた森高がショッピングをしていたのだ。
買うべき食材を忘れないように、カートを押しながら「ええっと、〇〇と、〇〇だっけ……」とひとりごとを言いながら店内を回る。揚げ物の総菜やパンなどを次々とカゴに入れていく。当時は50歳の誕生日を迎えたばかり。薄化粧にもかかわらず美貌は健在だ。
「森高さんは、この時21年ぶりの全国ツアーの真っ只中でした。静岡公演を控えていたと思いますが、夫の江口洋介さんと二人の子どものためにきちんと夕食を用意していたのでしょう。彼女は仕事が忙しくても、主婦業をおろそかにしないんです」(音楽事務所関係者)
ツアーでは、ミニスカ姿で美脚も披露していたという。「オバさん」になっても、ルックス&歌&主婦業すべて完璧。若い子には負けてません!
「オザケンさま」

『週刊文春』が報じた、バンド「Awesome City Club」のボーカルPORINとの「ホテル密会報道」で世間をざわつかせた小沢健二(53)。彼を発見したのは20年11月だ。ニット帽を被り、ダウンを着て背中を丸めて東京・広尾の街を歩く小沢。商店街の有名コーヒーチェーン店に入った小沢は、カウンターに近づくと女性店員に笑顔で話しかける。女性店員も満面の笑みで応じた。
「小沢さんはこの店に週に2~3度、同じ時間に来て、必ずいつものコーヒーとその日のオススメのコーヒーの2種類を注文するんです。その時に名前を伝え、出来上がったら店員さんから呼んでもらって取りに行くシステムなんですが、小沢さんはいつも『オザケンさま』と呼ばれていますね。
店員さんに自分のことを名字とか仮名でなく、『オザケン』と伝えているんでしょうね。有名人なのに、その人懐こさがとても可愛い人だなと思いました」(店の女性常連客)
歌をうたっていなくても、圧倒的存在感をはなつアーティストたち。街では緊張感から解放された、清々しい笑顔を見せてくれる。





撮影:足立百合 川上孝夫 島 颯太 等々力純生 西 圭介 山田宏次郎