投手暴行の中田翔 トラブルの真相と「予想される最悪のケース」 | FRIDAYデジタル

投手暴行の中田翔 トラブルの真相と「予想される最悪のケース」

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今年4月に右目を負傷した中田。具体的な原因はわかっていない。今季はトラブル続きだ(画像:共同通信社)

事件はベンチ裏で起きた――。

8月4日に北海道・函館で行われた、日本ハム対DeNAのエキシビジョンマッチの試合前。日ハムの主砲・中田翔(32)が、20代の投手Aに暴行をはたらいたのだ。

「Aは中田にかわいがられ、新型コロナウイルス感染拡大前はよく一緒に食事に行っていました。イジられキャラで、不甲斐ない結果に終わると中田から手厳しい言葉を受けることも。当日も、中田がAを普段のようにイジっていた。が、今回は度が過ぎたのでしょう。Aは激しく反発した。中田はカッと頭に血が上り、突発的に手を出してしまったようです。

小突いたのか、殴ったのかはとらえ方によると思います。中田は日ハムで長年4番を務め、熱心に筋力トレーニングに励み、力の強さはチーム随一。一方のAは、プロ野球選手としては小柄です。中田は軽い気持ちでも、被害を受けた側は暴力を振るわれたと受け止めてもムリはありません」(球団関係者)

騒動は居合わせた選手が止めに入り収まったが、Aは被害を球団に報告。中田はこう言って反省しているという。

「手を出したのは事実。自分が全面的に悪い」

大谷翔平に贈った「中田賞」

球団は、8月11日に事態を公表する。川村浩二・球団社長は「看過できない。どんな場合でも暴力は許されない」と激怒。中田は、1、2軍のすべての試合で無期限出場停止の処分を受けた。

「発表までに1週間かかったのは、東京五輪で金メダルをとった『侍ジャパン』の活躍に水を差したくないという配慮があったのでしょう。ただ事件を目撃したのは数人です。内々に処理もできたハズ。公表に踏み切ったのは、それだけ球団が今回の騒動を問題視している証拠です」(同前)

中田はチーム内で「大将」と呼ばれ、後輩の指導に熱心なのは有名な話だ。「中田賞」をもうけ、活躍した選手には自腹でプレゼントを贈呈。15年に15勝を上げた大谷翔平(現エンゼルス)には、万年筆を贈った。また地元・広島へ遠征した際には、「中田会」と称し同僚を実家に招き食事をふるまう。選手同士で外食するさいは、必ず全額料金を負担しているという。その一方で、こんな批判の声も……。

「中田はコーチ兼任で40歳の鶴岡慎也をのぞけば、野手最年長です。チームを引っぱっていこうという自覚が強いのでしょう。時に言動が厳しくなることもあります。選手の中には、萎縮している人間もいる。昨季『相手にならないというか眼中にない』と苦言をていされた清宮幸太郎や野村佑希など、若手が伸び悩んでいるのは中田が一因という見方もあるんです。

最近の選手は大人しいですからね。中田が良かれと思って行う『かわいがり』も、パワハラと受け取られかねないでしょう」(スポーツ紙担当記者)

日ハムは、良くも悪くも中田が中心で回っている。今回の暴行事件をキッカケに、球団はチームを刷新するため大きな決断を下すかもしれない。

「契約解除です。中田が自由契約になる可能性は、十分あります。球団幹部も、中田に委縮している選手がいることは認識している。中田は4番を担う功労者ではありますが、チームへのマイナス影響も憂慮しているんですよ。

今季の中田はトラブル続きです。4月には三振してベンチでバットをヘシ折り、転倒して右目を負傷。6月には腰を痛め、今季2度目の2軍落ちを経験しています。打率は1割台と絶不調。約3億円といわれる高額年俸もネックになっている。今季が、3年契約の最終年というタイミングもあります。コンプライアンスに違反する暴行事件を起こしたことで、日ハムが中田を手放してもおかしくありません。

ただ自由契約になっても、今回の騒動でドラブルメーカーの印象が強くなった中田を獲得する球団があるかどうか……。球界に残れる可能性は、正直低いでしょう。最悪の場合、引退もありえます」

以前は許された行動も、コンプライアンスの徹底した現代ではアウトになる。中田は認識の甘さから、ユニフォームを脱ぐ窮地に追い込まれようとしている。

  • 写真共同通信社

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