菅義偉首相絶不調のなか、水面下でうごめく「岸田文雄内閣」誕生説 | FRIDAYデジタル

菅義偉首相絶不調のなか、水面下でうごめく「岸田文雄内閣」誕生説

ついに「見限られた」菅首相と「打つ手なし」の自民党

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政権中枢で異変が起きている。首相の体調に不安の声が上がっているのだ。8月9日長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典で表面化したその「不安」とは…。

内閣支持率は下がり続けている。ピンチとしかいいようがない。水面下では「次」が定まってきた 写真:代表撮影/ロイター/アフロ

「あの、1分遅刻したとき。会場到着直前の車中で、総理は秘書官に『ちょっとトイレに寄りたい』と言ったんです。秘書官や警護官は、小用を済ませて出発しているのにと思いつつ、総理の顔色が蒼白だったので、ただ事ではないと大慌てになったそうです。ただの小用ではないのでは…と言われていました」(自民党関係者)

菅首相は小走りでトイレに向かい警護官も一斉に追走したという。体調に異変を感じたのだろう。車内で数分、安静にしていたという情報もある。「トイレで1分遅刻」とは、あまりに幼稚な言い訳だが、実際はそういわざるをえないほどの重大な体調不良だった可能性もあるのだ。

8月6日、首相は広島の平和祈念式でのあいさつ原稿を読み飛ばし、のちに謝罪した。内容無視の読み飛ばしの理由は「原稿が糊でくっついていた」から。

「麻生政権で漢字の読み間違いがあって以降、総理事務方秘書官の原稿チェックは慎重です。複数の秘書官が音読、回読し、例えば国会では議長秘書官控え室を借りてギリギリまで読み回しが行われるようになっています。そもそも、総理に一読してもらい内容チェックがあるのですから、糊付けのミスなどあるはずはない。

広島に向かう以前、長崎から帰京したあとも含めて、激務によるストレスから総理は体調不良なんですよ。対面した永田町、霞ヶ関はもちろん、閣僚まで『総理は疲れている』と話し、面会時も心ここにあらずだったと漏らしています」(若手官僚)

全国の新型コロナ感染者数は、8月13日、ついに2万人を超えた。累計100万人を突破。「災害並みの感染」が広まっている。コロナ対応への批判が高まり、疲労困憊している菅首相。共産党の小池晃書記局長はYoutubeで、「説明できない。自分の言葉でまったく語れない。しかも原稿も読めない。ちょっと大丈夫か」と、菅首相の「異変」を指摘している。

安倍・麻生がこっそり話し合ったこと

官邸異変の話が広まりつつあるなか、12日、政権のリスク管理として、安倍前首相、麻生副総理が電話会談を行ったという情報が永田町を一気に駆け巡った。真偽はともかく、現下の情勢を見れば、政権を菅首相に委ねた張本人たちが今後を話し合うのは自然だ。

「政権については常に話し合っておかなければならないのは当然です。衆院の任期満了、総選挙を考えなければならいわけですが、そんな短いタームでは政権運営などできません。菅政権の続投は、来年の参院選挙への影響も考え合わせなければいけないのです。万一、今秋の総選挙で負ければ、その途端、参院議員からはいま以上の激烈な政権批判が上がってくる。だからといって、菅首相の首をすげ替えれば次の自民党政権が安定するのかといえばその保障もないのですから、安倍、麻生にとってはとても難しい舵取りとなるのです」(自民党有力者)

政権を実質的に支配している「安倍・麻生」と同様に、二階幹事長も動いた。高市早苗に総裁選出馬を見送るよう働きかけ、総裁選先送りで動いているという。また茂木外相が「竹下派は岸田支持で協調の準備をしている」と、麻生に伝えたという話さえ伝わってくる。そんな「総裁選先行論派情報」も流れているのだ。今、永田町は水面下で激しい攻防が繰り広げられている。

五輪閉会のタイミングで報道各社が行った政権支持率調査は、軒並み菅政権にNOを突きつける結果となった。

NHK 「支持29%・不支持52%」、朝日「支持28%・不支持53%」、JNN「支持32.6%・不支持63.5%」、産経「支持35%・不支持54%」

いずれの調査でも、支持は続落し過去最低となる一方、不支持が拡大している。

自民党選対関係者が言う。

「日本中が金メダルに湧けばきっと支持率は上昇する、そんな菅首相の思惑は撃沈だよ。オリンピックはやって良かったという国民も多かったが、だから菅政権は継続してもいいということには繋がらならなかった。そしてこの先も、政権支持率が回復する材料は見当たらない。暗澹たる思いだ」

コロナ禍の菅首相最大の功績は、「ワクチン1日100万回接種」という目標設定だった。実際、それが「1日140万回接種」という勢いを生んだのだ。菅政権の「最優先課題」は、これで一応「果たせた」といえる。この先、新型コロナ対策に「次の一手」が打ち出せないのなら、「次のリーダー」にバトンタッチする時期がきたといえるだろう。

  • 取材・文岩城周太郎写真代表撮影/ロイター/アフロ

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