メンタリストDaiGoのコメント欄でホームレスがNGワードの謎 | FRIDAYデジタル

メンタリストDaiGoのコメント欄でホームレスがNGワードの謎

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小手先の対処で、騒動を鎮静化できるのか…
小手先の対処で、騒動を鎮静化できるのか…

生活保護受給者やホームレスに対して差別的発言をしたメンタリストのDaiGoが8月14日、スーツを着て謝罪した。

タイトルは《昨日の謝罪を撤回いたします【改めて謝罪】》。この前日には普段のTシャツを着て反省の気持ちを述べた動画を投稿したのだが、改めて謝罪したようだ。

しかし炎上は全く収まらず、生活困窮者を支援する4団体が同日、DaiGoに対する抗議声明を発表。4団体は「生活保護問題対策全国会議」「一般社団法人つくろい東京ファンド」「新型コロナ災害緊急アクション」「一般社団法人反貧困ネットワーク」で《メンタリストDaiGoのYouTubeにおけるヘイト発言を受けた緊急声明》という内容を公式サイトで発表した。このニュースはNHKも報じたようだ。

DaiGoの問題発言は他にもあった。ホームレスに対する差別発言があったのと同じ動画では、自身が多額の税金を支払っているのに、その金で動物を殺処分しているのが許せないと話し、

「僕は殺処分していい動物って、お腹に脂肪がたくさん貯まって、大したことしないくせに、コロナ禍でもちゃっかり給料だけもらってる、一部の使えない議員さんなんか殺処分すべきだと思うので、奴らをガス室送りにすべきだと僕は思いますけどね」

という歴史的な愚行を思い起こさせるような発言までしていたのだ。

「その後も再度動画を配信し、自分を正当化するような発言をしていましたが、収まりが付かなくなり一転謝罪をすることになった。しかしスーツの謝罪動画では、視聴者が書き込めるコメントで“ホームレス”という言葉がNGワードになっていると訴える人がいました。

“ホームレス”だと書き込みがキャンセルされるので、“ほームレス”と言う表記で書き込む人も。DaiGoさんは今後ホームレスの勉強をすると言っていたのに、それ自体をNGワードに設定しているのか。別の意図や、あるいは本人以外が設定した可能性もありますが、いずれにせよこのような状況下では“本当に反省しているのか?”と疑われても仕方ないでしょう」(ワイドショー関係者)

さらにDaiGoの過去のツイッターでは誹謗中傷するアンチに対して

《追い詰めると謝ってくるアンチがいるけど…》
《悪いけど、容赦しないよ?》
《あなたの人生を潰すまでやりますよ僕は?》
《自分の軽率さを悔やむがいい》

といった内容を書き込んでおり、”謝っても許さない”という姿勢が”ブーメラン”となっていると一部ネット上で話題になっている。

それほど世間を煽り続けていたDaiGoがなぜ急転直下で平謝りしたのか。それはやはりCMの影響が大きいだろう。

彼が出演している「霧島天然水 のむシリカ」が14日に、当面の間、DaiGoが出演するCMを放送自粛することを発表した。

「のむシリカの製造元が、ホームレスの炊き出しなどを支援しているんです。事もあろうか“ホームレスの命などどうでもいい”と発言した動画で、DaiGoさんは『のむシリカ』の2リットルのペットボトルをラッパ飲みしていた。

そりゃCMキャラにそぐわないでしょう。一般論ですがCMを取りやめる場合、撮影費用やギャラがパーになり、関係各所に連絡をしたり、販促物を回収したりと莫大な費用がかかるので、違約金が発生する場合があるんです。お金持ちのDaiGoさんとはいえ、CMの取りやめとなると謝罪するほかなかったのでは」(スポーツ紙記者)

DaiGoの発言は“デジタルタトゥー”となり簡単に世間が忘れることはないだろう。数十年前の雑誌の発言で今の仕事をクビになるミュージシャンなどがいるような時代だ。

今後の啓蒙活動などでDaiGoがどのように世間の信頼を回復するのか注目していきたい…。

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