パイレーツ移籍の筒香 3度目のメジャー挑戦も「絶望的な未来」 | FRIDAYデジタル

パイレーツ移籍の筒香 3度目のメジャー挑戦も「絶望的な未来」

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8月17日にはパイレーツに合流し「P」のアルファベットが入った練習着でトレーニング(筒香は左)。短期間で結果が求められる(画像:共同通信社)

3度目のメジャー挑戦となるーー。

ドジャース傘下3Aオクラホマシティーを自由契約となった、筒香嘉智(29)だ。8月17日(日本時間)に、パーレーツが筒香と契約合意したと発表したのである。昨年から2年総額1200万ドル(約13億1000万円)の契約を結んでいたレイズは、打撃不振から今年5月に筒香を戦力外通告。ドジャースへ移籍するも、6月にはマイナーに降格していた。

「レイズが筒香と契約したのは、左の大砲と考えたからです。日本での10年間で、205本塁打を放った長打力をかったんですよ。レイズをクビになった筒香をドジャースが拾ったのは、監督の日本びいが大きく影響している。ロバーツ監督は、沖縄県那覇市で生まれました。父親は米軍の退役軍人、母親は日本人です。筒香が日本のオールスターの常連で、本塁打王や打点王を獲得した大打者であることは当然知っていました。大きな戦力となると期待していたんです」(スポーツ紙担当記者)

だが、フタを開けてみれば今季レイズで打率.167、ドジャースでは.120とサッパリ。大砲と期待されながら、ホームランは1本も打っていない。

「筒香の弱点は明らかです。メジャーリーガーの豪速球に、押されています。筒香は日本にいた時から、変化球や相手の失投狙いの打者でした。メジャーでは速球にタイミングが合わず、三振率は3割を超えています。たまにイイ当たりが出ても、ライトへ引っ張るクセのある筒香に対し、相手守備陣は右方向へ特別なシフトをしているので簡単に捕られてしまう。

レイズもドジャースも、筒香の弱点が速球だと理解はしていました。ただ、日本の一流打者なので、アジャストできるだろうと考えていたんです。さすがに、ここまでヒドいとは……。筒香も必死だと思いますが、マジメな性格なため思い悩み、スランプに拍車がかかっている状態でした」(スポーツ紙担当記者)

「都合の良い選手」

ドジャース傘下3Aでは、打率257、10本塁打と、それなりの結果を残している。特に7月は打率.317、7本塁打。8月に入ってからも打率.378、2本塁打と好調を維持していた。パイレーツ移籍が決まり、筒香も「チームに貢献できるようベストを尽くします」と前向きなコメントを発表。ようやく、メジャーの大舞台で活躍する準備が整ったということか。

「いやいや。状況はそんなに甘くありません。むしろ絶望的です」

こう語るのは、メジャー事情に詳しいスポーツジャーナリストの友成那智氏だ。

「パイレーツは、ナ・リーグ中地区のダントツ最下位です。低迷するパイレーツは、オフに大補強前をするでしょう。シーズン中は大きな動きができないので、埋め合わせとして戦力外危機にある選手をとるのはメジャーではよくあることですよ。筒香の年俸の大半は2年契約したレイズが払い、パイレーツの負担額はほとんどありません。安価で働いてもらえる、都合の良い選手なんです。ただ、不足する外野陣や左打者の埋め合わせとして獲得しただけで、期待はしていないでしょう。マイナーで打てても、メジャーでは通用しないと思われている。

レイズやドジャースと同程度の成績なら、早ければ9月にも再放出される可能性があります。他にも代わりになる戦力外危機の選手はメジャーにたくさんいるので、筒香は短期間でよっぽどの結果を残されければパーレーツに残れません。メジャーの40人枠に残っていては、オフの補強の邪魔になりますから。再び戦力外となれば、さすがに4回目のチャンスはないでしょう。マイナー契約の話があるかどうか。

メジャーにこだわるなら、浪人生活も覚悟しなければなりません。今後は、かなり厳しい未来が待っていると思います」

19年オフに、DeNAのファン感謝デーで「メジャーに挑戦します!」と宣言してから2年余り。再びマイナーで可能性の低いメジャー昇格を目指すか、傷心で日本に戻ってくるのか。筒香に決断の時が迫っている。

  • 写真共同通信社

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