日本産ブリやマダイを叩きつけて…韓国水産業者「噴飯デモ」で炎上 | FRIDAYデジタル

日本産ブリやマダイを叩きつけて…韓国水産業者「噴飯デモ」で炎上

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韓国の魚市場を視察する文在寅大統領。今年2月撮影(画像:共同通信社)

地面に叩きつけられる、生きたブリやマダイ。呼吸ができず、路上で苦しそうに口をパクつかせる。すべて日本産の魚だ――。

8月17日、韓国ソウルの永登浦(ヨンドゥンポ)警察は、動物保護法違反の容疑で『慶尚南道漁類養殖協会』(以下『養殖協会』)会長A氏を送検したと発表した。問題の行動が起きたのは昨年11月。『養殖協会』の会員たちがソウル市内でデモを行い、日本産の魚を地面に投げつけたのだ。

「『養殖協会』は、政府の漁業政策に反発したんです。日本産の魚を大量に輸入しているため、韓国産の魚の価格が暴落していると。協会スタッフは『日本産はいらない!』と叫びながら、ブリやマダイを叩きつけました。一方で通りかかった人たちには、韓国産の魚を無料で配布。自国の魚を守るよう訴えたんです」(韓国紙記者)

『養殖協会』の行動は、大きな波紋を呼ぶ。問題視したのは、動物愛護を提唱する市民団体『動物解放の波』だ。『動物解放の波』は「『養殖協会』は生きている生物を虐待した」と主張。「犬や猫だけでなく魚類も痛みを感じる脊椎動物だから保護されるべき」と、昨年12月に『養殖協会』を告発したのである。

反日感情を利用

「告発の報道を受け、『養殖協会』には『生き物に対する敬意がない』と抗議が殺到。警察も生き物を食用以外に利用するのは動物保護法違反と、会長A氏の送検に踏み切ったんです。動物の法律上の定義は、痛みを感じる神経体系が発達しているかどうか。魚類のほか、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類が含まれます」(同前

生物を政治的に利用しては、さすがに当局も看過できなかったのだろう。『コリア・リポート』編集長の辺真一氏が呆れる。

「19年7月に日本が韓国への輸出規制を強化すると発表した際、文在寅大統領は『貿易紛争に必ず勝つ』という意思を鮮明にしました。韓国各地で反日感情が高まり、日本製の商品がボイコットされた。東京五輪では大韓体育会が『選手村で提供される食事に(原発事故が起きた)福島県産の食材が使用されていることを懸念する』という名目で、独自の給食センターを設置したほどです。

『養殖協会』としては、納得いかなかったのでしょう。ここまで徹底し『メイドインジャパン』を排除しているのに、海産物は日本から輸入するのはおかしいのではないかと。政策が矛盾していると。

ただ、生きた魚を叩きつける行動は噴飯モノです。韓国産魚類の品質の高さをアピールするならまだしも、ライバルである日本の魚を殺して自分たちの利権を守ろうとしたのですから。食べ物を粗末にするにもほどがある。韓国で出る残飯は、年間およそ540万トンほどです。これは北朝鮮の1年間の食糧需要量に匹敵します。飽食の時代が長くなり、生物や食べ物に対する感謝の気持ちが失われているように感じます」

『養殖協会』は、日本産の魚を利用すれば反日感情が強まる国民の支持を得られると考えたのかもしれない。だが生命を軽視するのは言語道断。殺到する批判や市民団体の告発は、自業自得の結果だろう。

  • 写真ロイター/アフロ

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