暴行騒動・中田翔 仰天の巨人移籍「舞台裏と心配されるあつれき」 | FRIDAYデジタル

暴行騒動・中田翔 仰天の巨人移籍「舞台裏と心配されるあつれき」

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8月20日、東京ドームで真新しい背番号「10」のユニフォームに袖を通し原監督と握手する中田翔(画像:共同通信社)

黒髪でヒゲを剃り表情はスッキリ。東京ドームのグラウンドに立った巨人・中田翔(32)の印象は、日本ハム時代の「大将」キャラから一変していたーー。

誰もが驚く発表だっただろう。暴行事件を起こした中田が巨人へ無償トレード。8月20日に都内の球団事務所で記者会見を開き、ファンにこう謝罪した。

「今回、皆さんに迷惑をかけて本当に反省してます。ファンの皆さんを裏切ってしまったことに関して後悔だったり、反省してます。すみませんでした」

直後には、さっそく東京ドームで打撃練習を開始。真新しい背番号「10」のユニフォームに袖を通し、41スイング中8本の柵越えをはなった。

騒動となった事件は、8月4日に起きた。DeNAとのエキシビジョンマッチ前に、中田が20代の投手Aにケガを負わせたのだ。

「以前からAは、中田からイジられていました。師弟のような関係で、食事にもよく一緒に行っていましたね。当日も中田は、ベンチ裏でAを小突くなどイジっていました。この日、Aは登板予定で試合に集中したかったのでしょう。中田が執拗にイジるのでガマンの限界に達し、『いい加減にしろ!』とキレたんです。そのAの態度に中田が反発。顔や胸をド突き、Aは胸部にアザができ登板を回避したと聞いています」(日ハム・球団関係者)

「なんとかお願いできませんか」

事態を重く見た球団は、8月11日に事件を公表。川村浩二・球団社長は「看過できない。どんな場合でも暴力は許されない」と話し、中田は1、2軍のすべての試合で出場停止の処分を受けたのだ。

「8月16日には、栗山英樹監督が騒動についてコメント。次のように語り、関係者を驚かせました。『ファイターズで「さぁ(復帰して)行きますよ」と、スグに戻れる話ではない。それぐらい重く受け止めている。正直、このチームで(中田の再起)は難しいかなって思っていて……』と。事実上の『放出容認』発言ですよ。

ただ、どんな状況であれ暴力は許されません。中田には、トラブルメーカーの強いイメージがついてしまった。日ハムがトレードを希望しても、獲得に乗り出す球団はないと思っていたのですが……」(スポーツ紙担当記者)

ところが、急転直下の巨人移籍。背景には、どんな動きがあったのだろうか。

「栗山監督は『放出発言』をした16日の夜、巨人の原辰徳監督に電話で相談したそうです。『なんとか(中田を)お願いできませんか』と。日ハムの吉村浩GMも、巨人のフロントのトップである大塚淳弘副代表に連絡。栗山監督は、原監督を指導者として尊敬しています。『中田を再生できるのは巨人しかない』という親心から、積極的に動いたのでしょう。原監督や巨人の幹部も『有能な選手をこのまま見殺しにしちゃダメだ』という思いが強く、話はトントン拍子にまとまったと聞いています。

もともと、日ハムと巨人は頻繁にトレードが成立し関係が深いんですよ。女性タレントとの不倫問題で騒動になった二岡智宏や、巨人で開花できなかった大田泰示、矢野謙次などを日ハムは受け入れています。中田の加入は、その恩に報いるという意味もあったのではないでしょうか。原監督は大人しいチームの雰囲気を刷新するために、以前から『聖域なきトレード』を標榜していました。ヤンチャな性格の中田は、起爆剤になると考えたのかもしれません」(同前)

とはいえ、中田が暴行事件を起こしたのは事実だ。「紳士のチーム」巨人で、チームメイトとの軋轢も不安視されるが……。

「それは、問題ないと思いますよ。中田の背番号『10』は、2軍監督の阿部慎之助が現役時代につけていた数字です。原さんの次の1軍監督と目されている阿部は、厳しい指導で知られます。背番号には、『二度とトラブルを起こすなよ』という意味合いも含まれているのでしょう。

万が一、再び事件を起こしたら中田はアウトです。本人も、重々自覚している。会見では『期待を裏切ってはいけない』と話していましたから。トレードマークの金髪をやめヒゲを剃り、今後は謙虚にプレーに専念すると思います」(巨人・球団関係者)

一時は引退も噂された中田を救ったのは、球界の盟主だった。恩に報いるため、中田はイチからの出直しを誓う。

  • 写真共同通信社

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