「スクープ写真で辿る」ドン・ファン事件 須藤早貴被告の今 | FRIDAYデジタル

「スクープ写真で辿る」ドン・ファン事件 須藤早貴被告の今

上半期を揺るがしたミステリー 殺人&覚醒剤取締法違反で起訴されてから3ヵ月 現在は和歌山県内で勾留中

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’18年10月、都内の高級焼き肉店を知人と訪れた早貴被告。「大好物は肉」と語る肉食系女子だ
’18年10月、都内の高級焼き肉店を知人と訪れた早貴被告。「大好物は肉」と語る肉食系女子だ

須藤早貴被告(25)が5月19日に殺人罪で起訴されてから約3ヵ月が過ぎた。野崎幸助氏(享年77)の生前から豪遊生活を送ってきた彼女だが、どうやらそのツケを今になって払わされているようだ。

「逮捕後、早貴被告は『弁護士費用がない』と言い出し、しばらく弁護士が決まらなかった。その後なんとか弁護士を見つけたようですが、作戦がまとまらないのか、保釈申請すらされていません。これだけの注目事件ですから、不当逮捕を主張するなど何らかの動きがあるはずなんですが……」(全国紙和歌山担当記者)

’18年6月、事件直後に本誌のインタビューを受ける早貴被告。眉一つ動かさず「私は殺していない」と語った
’18年6月、事件直後に本誌のインタビューを受ける早貴被告。眉一つ動かさず「私は殺していない」と語った

沈黙を続けているのは早貴被告だけではない。和歌山県警にもまったく動きがないという。

「当初から『証拠がない』と言われてきましたが、新たな証拠が見つかったという話は聞こえてきません。逮捕後に頻繁に行った野崎氏の会社関係者や遺族の聴取でも、聞いたのは被告の印象や野崎氏との夫婦関係ばかり。早貴被告が悪妻だったという印象と状況証拠だけで、裁判に臨むつもりなのかもしれません」(同前)

挙げ句の果てに、ドン・ファン事件の捜査を担当していた刑事が東京出張中に女性を盗撮した容疑で8月12日に書類送検された。これにより、捜査員の士気も著しく下がっているという。

「この調子では裁判がいつ始まるかわかりません。開始まで1年以上かかるのは間違いないでしょう」(和歌山県警関係者)

ドン・ファンの無念が晴らされるのは、まだまだ先になりそうだ。

’17年末、野崎氏が定宿にしていた六本木のホテルのラウンジにて。野崎氏は自身の妹に早貴被告を紹介した
’17年末、野崎氏が定宿にしていた六本木のホテルのラウンジにて。野崎氏は自身の妹に早貴被告を紹介した
’18年5月、野崎氏の死の2週間ほど前に愛犬が亡くなった。葬儀では早貴被告も神妙な顔で夫に寄り添っていた
’18年5月、野崎氏の死の2週間ほど前に愛犬が亡くなった。葬儀では早貴被告も神妙な顔で夫に寄り添っていた
’18年5月、野崎氏の死の3日後、棺を囲む親族ら。その後の葬儀では早貴被告が涙を見せる場面もあった
’18年5月、野崎氏の死の3日後、棺を囲む親族ら。その後の葬儀では早貴被告が涙を見せる場面もあった
’18年4月、南紀白浜空港から東京へ向かう早貴被告。東京と和歌山を往復しながら結婚生活を送っていた
’18年4月、南紀白浜空港から東京へ向かう早貴被告。東京と和歌山を往復しながら結婚生活を送っていた
’18年6月、事件後に東京に戻った早貴被告は、ネイルサロンやマツエクへの外出を繰り返した
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’18年9月、知人と和歌山県内のゴルフ場で初めてのラウンド。レッスンに通っていたのかしっかりした構えだ
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’18年6月、ドン・ファン宅のリビングにて。家の周りには連日記者が詰め掛けたがまったく動じていなかった
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’19年末、弁護士とともに久しぶりに和歌山を訪れた早貴被告。退屈なのかあくびを連発していた
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’19年5月、一周忌のために和歌山へ。マスクにメガネ姿で変装をし、本誌の質問にも一切答えず
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『FRIDAY』2021年9月3日号より

  • PHOTO小松寛之(1、7枚目) 加藤 慶(10、11枚目)

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