「逃走婚」とまで言われる眞子さまと小室圭さんが背負う大きな代償
年内結婚に向けて調整が進んでいることが明らかになった秋篠宮家の長女・眞子さま(29)と小室圭さん(29)。
「駆け落ち婚と呼ばれていますけれど、宮内庁の一部では言葉は悪いですが、『逃走婚』だと言われています。秋篠宮さまや天皇陛下は『多くの国民が結婚を祝福する状況』を作るための説明を小室さん側に求めてこられ、小室さんが提示したのが『小室文書』でした」(宮内庁関係者)
今年4月に公開された28ページにもわたる文書には小室さんなりに丁寧に説明しようとした跡は見られたのだが……。
「国民からは祝福を受けるどころか、この文書によってさらに反発を生んでしまいました。その後も説明を重ねることなく、結婚を選んだことについて、『逃走ではないか』と宮内庁に関係する一部は指摘しているわけです」(同前)
さらに、「共に心境を説明される機会を設ける方向で宮内庁が検討している」「秋篠宮さまは、実際に結婚するという段階になったら、今までの経緯も含めてきちんと話すことは大事だと述べていた」と新聞各紙では報じられた。だが、これも実現するかは微妙な状況だ。
「根掘り葉掘り記者が聞きだすような体裁にはならないと思います。会見になれば、小室さんの母・佳代さんのさまざまな疑惑についての質問は避けられないですから。佳代さんの遺族年金不正受給問題についても説明は求められると思われます。いま国民は税金についてとても敏感になっていますからね」(同前)
税金という観点では、眞子さまが皇籍離脱するにあたって支払われる一時金1億3700万円の受け取りについても国民からの反発心が強いとされてきた。
「眞子様は一時金について早い段階から辞退を検討されていました。皇室の相談役である参与らにそのことを相談していたということです。ですが、何か困ることがあれば結局は秋篠宮家から補てんされることは既定路線でしょう」(同前)
もっとも、秋篠宮家の台所事情は潤沢とは言い難く、その財布をあずかる紀子さまはかつて、そのやりくりの大変さを嘆かれていたという。
皇室にかかわる皇室費は内廷費、皇族費、宮廷費の3つに分かれている。内廷費は、天皇家5人のための費用で、3億2400万円。皇族費は宮家に支給される私的なお金で、「皇族としての品位保持のため」に支給される。
秋篠宮家の場合、秋篠宮さまが皇嗣となられたことで、従前の3倍の約9000万円となった。これに紀子さま、眞子さま、佳子さま、そして悠仁さまがそれぞれ規定額の支給を受けるので、秋篠宮家には約1億3000万円が支給される。
「税金からの支給にタブー感がある人にすれば貰いすぎだという指摘もあろうかと思いますが、内実はなかなかカツカツのようですね。とはいえ、眞子さまのみならず佳子さまも含めて皇籍離脱した場合には、その後もある程度のサポートはされるはずです」(同前)
眞子さまは婚姻届を提出して皇籍離脱し、渡米して小室さんと生活する見通しだ。
「生活の拠点とみられるニューヨークでは、市側のサポートを得られるとはいえ、個人的に警備の人員を雇うことになるでしょう。もちろんお金がかかるわけですが、何かと狙われやすいのは間違いない。それでも、本気で狙われたら1人や2人をSPにつけていたところで意味はないとも聞きますが……」(全国紙皇室担当記者)
なかなか物騒な話である。
「宮内庁では、妊娠や出産などのタイミングで一時的な帰国はあるはずだと見ています。タイミングとしてはそう遠くない未来だと思います。その頃にはほとぼりが少し冷めているかもしれませんね」(同前)
眞子さまの幸せを願うばかりだ。