史上最熱の総裁選!「脱安倍」目指す石破、河野、岸田の激戦舞台裏 | FRIDAYデジタル

史上最熱の総裁選!「脱安倍」目指す石破、河野、岸田の激戦舞台裏

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菅義偉首相の退陣表明によって一変した自民党総裁選。

今、赤坂議員宿舎は不夜城と化し、各陣営の作戦本部が混在する異様な空間となっている。

現状、立候補を正式表明をしたのは岸田文雄ただ1人。メディアは観測記事すら出稿できないブラインドウォーなのだ。

総裁選が、ありえない混迷を見せている。自民総裁は、この国の総理になる。投票権のない国民の声は、誰の耳になら、届くのだろうか

トップ石破、魂の叫び

石破茂が言う。

「弱いものが、さらに弱いものを叩く。格差が広がる。こんな世の中を次の世代に渡していいのだろうか。いいわけがないと、私は、強く思っている」

総裁選出馬への熱情はまだ秘められたままだ。歯を食いしばって出馬に向けた運動を展開している。推薦人が揃えば、5回目の総裁選出馬となる。これまで総裁選に負け続けた石破だが、勝敗を度外視し、総裁選で候補者が発する、つまり自民党が発するメッセージが「国民に届いてくれればいい」と考えている。

安倍→菅政権から「距離をおいた政権」に期待が

混迷する総裁選だが、自民党党員・党友の声はどうなのか。

「この週末時点の調査では『石破茂に投票する』が3割前後、続いて河野太郎が2割強。正式出馬を表明した唯一の候補、岸田文雄は2割弱という、僅差の争いになっています」(自民関係者)

総裁選の投票権をもっている党員・党友はおよそ110万人。この「党員票」が、国会議員票「383」と同数にならして各候補の獲得票数に換算される。

「高市早苗の支持者は自民党最右翼のコア層ですから、1割にも満たない。野田聖子は推薦人を集めることが難しいでしょう。態度未定も2割程度いますね」(同)

総裁候補者が正式に出揃わない状況ではあるが、ここから読み取れる「思い」は、安倍政権、菅政権と9年間続いた政治のありようから距離を置いてほしい、つまり「脱安倍」政権の樹立を望んでいるように見える。

議員宿舎が不夜城に

2位となった河野太郎は、所属する麻生派との協議が続いている。会長の麻生太郎は、

「総裁選出馬については自分自身で考え、決断しろ」と激励したようだ。

衆院議員はすでに十数名、参院議員からも支持表明が相次でいる。

「河野界隈が、赤坂宿舎の会議室では、一番遅くまで話し合い、もっとも熱気あふれる集会となっている」(ベテラン議員)

寝ずに繰り広げられる赤坂議員宿舎での総裁選協議が、党内の権力争いではなく、国民の日常を取り戻すための建設的な政策立案であることを願いたい。

「こんな政局は、見たことがない」

「これほど先が読めない総裁選はこれまでなかった。史上最も熱い」(自民関係者)

菅首相の辞意表明で明らかになったことは、権力保持のために目先の奇策で繕うような政治を、国民はちゃんと見抜くし、けっして支持しないということだ。本当の声を聞かせてほしい。

総理大臣の椅子取りゲームのような総裁選は、もう終わりにしなければならない。この国難のとき、国と民を豊かな幸福に導くための「知恵比べ」の総裁選であることが切に求められている。

(文中敬称略)

  • 取材・文橋本隆

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