人の秘密がのぞける「手帳類図書室」でスゴイ手帳を覗いてみたら… | FRIDAYデジタル

人の秘密がのぞける「手帳類図書室」でスゴイ手帳を覗いてみたら…

東京・代々木の住宅街にひっそりと佇む 無名の一般人が書いた日記、スケジュール帳、闘病記録、ネタ帳など1500冊を所蔵

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東京・代々木(渋谷区)にある「手帳類図書室」は、一時間1000円で人の秘密を覗(のぞ)けると密かに話題だ。匿名の人々の日記やスケジュール帳など約1500冊を所蔵しており、そのうち400冊ほどを自由に読むことができる。いったいどんな人生を垣間見られるのか。本誌記者が体験してきた。

手帳自体も個性豊かなものばかり。中には手作りのノートも。せっかくなので本誌記者も手帳を1冊寄贈した

まず最初に渡されたのはハガキ大のカードの束。各手帳の概要が記されている。メニューのようなものらしい。

最初に読んだのは、男子高校生が、カノジョができるまでを記録した日記(下写真)。なんと大学ノート4冊もある。表紙には「ご縁」があるようにとの願掛けなのか、5円玉が貼ってあった。ページを開くと、文字がびっしり。カノジョが欲しいという強い思いが伝わる。控え目で丁寧な字で書かれているのだが、恋人ができた日には、感情が爆発したのか、大きな乱れた文字が並んでいた。

次に読んだのは、ギャンブルで借金を抱えた男性の手帳。残高が減っていく通帳の写しやその日の勝敗が記録されており、一喜一憂するさまが目に浮かぶ。

なぜこれだけの手帳が集まったのか。発起人の志良堂(しらどう)正史氏(41)に話をきいた。

「収集を始めたのは’14年から。実はゲーム制作が本職なのですが、キャラづくりに役立つと思って始めたんです。最初はSNSなどを通じて買い取っていましたが、今は寄贈していただいています」

誰にも見せないつもりで書かれた赤裸々な告白。他人の秘密を覗く背徳感を味わいながら、ぜひ一読いただきたい。

(上)手帳収集家の志良堂氏。手帳を寄贈する人の7割が女性。年齢層は様々だが、学生時代から日記をつける習慣がある人が多い (下)本文中に登場する男子高校生の日記。4冊とも同じノート、同じペンで書かれており几帳面な性格が窺える

「FRIDAY」2021年9月17日号より

  • 撮影濱﨑慎治

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