野々村真「政治によって命失われてる」ピークアウト判断に待った! | FRIDAYデジタル

野々村真「政治によって命失われてる」ピークアウト判断に待った!

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「桜を見る会」で安倍総理と写真に収まる野々村真(左から2人目)。新型コロナ感染で政府の対応の甘さを批判

菅義偉首相が自民党総裁選への不出馬を決めた。最後は人心が次々と離れていくという哀れな結末――。

唯一、そばにいたのは小泉進次郎環境相で、マスコミから総理辞任について問われ

「もっと自分の言葉で総理に語っていただきたかった」
「総理は批判されてばっかりだったが、こんなに仕事をした政権はない」

などと涙ながらに語った。

安倍晋三前首相が持病の悪化を理由に政権を放り投げ、火中の栗を拾った。与党内では

「コロナで誰がやっても難しい政権運営だった」

と同情の声も聞こえる。いつも辛口で知られる実業家の堀江貴文氏は自身のユーチューブチャンネルで

「歴代首相の中でも非常に優れている」
「公約はほとんど実行できている」

と菅首相を評価した。

それでもコロナ重症者数が高止まりするなか、野党の求める臨時国会召集に応じず、自爆テロのような形で終焉を迎えたことは大問題だ。そのことに改めて気づかせてくれたのは、新型コロナウイルスに感染し、死の淵をさまよったタレントの野々村真だ。

野々村は9月6日、『バイキングMORE』(フジテレビ系)にリモート出演。菅首相について聞かれると、息を切らしながら思いの丈をぶちまけた。

「申し訳ないですけど、もっと早く菅首相には辞めていただきたかったなくらいの思い。このような状況になって『今かよ』と。生死をさまよった人間として言わせてもらいますけど、本当に今、この時点でたくさんの人がまだ苦しんでいる」

涙を流した小泉環境相に対しても手厳しい。

「泣きたいのは…。泣きたくても泣けなくても苦しんでいるのは、今、集中治療室(ICU)に入っている人たち。そして亡くなった人たち、そのご家族。この政治のおかげで命を失っていることを絶対忘れないでほしい」

と怒りの形相で訴えた。

野々村は7月30日にコロナの陽性が判明したものの、国の基準でいう軽症者とされ、救急搬送は断られ、自宅療養を続けていた。その後、容態が悪化し8月5日に入院。

その時点で重度の肺炎と診断され、ICUに直行。エクモ(人工心肺装置)寸前のところまでいったという。

8月24日に退院した野々村はユーチューブで病状を報告。闘病の厳しさを物語るように、顔はゲッソリ痩せこけ、声もかすれ気味。わずかな文章を話すだけでも息切れが目立った。

「退院したからと言っても完治したわけではありません。野々村さんの場合、肺の背中側が硬化していたそうなので、回復後も呼吸しづらくなるという後遺症が残る可能性がある」(医療関係者)

コロナ感染前は仲の良い坂上忍を筆頭に“イジられキャラ”として人気だったが、極限の闘病生活を経て、その言葉には重みが宿った。

「コロナ関連のニュースで“当事者”として野々村さんにお声が掛かることは増えると思う。本人も国や都の後手後手のコロナ対応には憤りを感じている。医療現場の過酷さを肌で感じ『何とかしなくては』という気持ちも持っている」(テレビ局関係者)

東京都の感染者数は8月中旬をピークに減少傾向にある。政府コロナ対策分科会の尾身茂会長は、ワクチンを2回接種した人の大規模イベントへの参加や大人数での会食、都道府県をまたぐ旅行の解禁を提言している。

また、国は感染のピークアウトと判断すれば、早期に諸外国との経済交流を全面解禁する方針だ。前出の医療関係者が吐き捨てる。

「医療現場では『まだ早い』『楽観的すぎる』といった声が圧倒的です。事実上の医療崩壊を招いた原因の総括をしない限り、再び同じようなことが起きます」

もっか永田町はコロナよりも総裁選やその後の衆院選挙の話題で持ち切りだ。野々村が声を大にするように、医療の現場がないがしろにされては救える命も救えない――。

  • 写真アフロ

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