<figure id="attachment_204326" aria-describedby="caption-attachment-204326" style="width: 3902px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="919bc792"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/96d95116964bf16740bcc8efcc378c42.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204326" class="wp-caption-text">リアにはタイムトラベル用の装置が忠実に再現されており、公道を走る姿はとにかく目立つ。「溶接した痕」まで映画とまったく同じように仕上がっている</figcaption></figure>
すれ違う歩行者は誰もが二度見する。
ナンバーは「１９８５」。映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が公開された年だ。作中では主人公がこの年を起点に、タイムマシンに改造された「デロリアン」に乗って過去と未来を行き来する。
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
兵庫県在住で30代自営業男性のＴＯＳＨＩさんは、自作で映画に登場するデロリアンを完全再現した。製作期間は２年以上。映画で使用されたデロリアンが展示された米国の博物館にも足を運んだ。
「デアゴスティーニの『週刊バック・トゥ・ザ・フューチャー デロリアン』を完成させた後、実車で作ったらどうなるかなと友人たちと盛り上がったことがきっかけです。入手したパーツは300以上ですね。映画に使われたパーツから採寸したデータを元に作った部品もあります。海外の友人に何度もジャンク品を販売する米国の巨大な倉庫に足を運んでもらい、集めたものも多いですね」（ＴＯＳＨＩさん）
<div data-friday-ad-slot="AD_inArticle"></div>
部品代金は総額280万円ほどだと言うが、おカネで買えない貴重なパーツが多数。車内に取り付けられた、目的の時間を設定する「タイムサーキット」は実物そっくりだ。映画に登場するスケートボードも同じ仕様で手作りしたという。
「運輸支局に通い詰めて、何度も検査員と相談しながら、保安基準に適合させて今年８月23日に無事車検にも合格することができました」（同前）
公道を走れるタイムマシン仕様のデロリアンは日本初。タイムスリップの機能以外はほぼ本物と言って過言ではない。
<figure id="attachment_204328" aria-describedby="caption-attachment-204328" style="width: 4229px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="097b6b8d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/2fb73fbcd715260141505bbcb79158fb.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204328" class="wp-caption-text">ガルウィングが印象的だ。プルトニウムを収納する専用のスーツケースも再現</figcaption></figure>
<figure id="attachment_204329" aria-describedby="caption-attachment-204329" style="width: 4206px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="b3c72cff"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/ec6e492982cb16f48020e88ffb1450b1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204329" class="wp-caption-text">スピードメーターやタイムサーキットなどコックピットの細部まで映画のまま</figcaption></figure>
<figure id="attachment_204436" aria-describedby="caption-attachment-204436" style="width: 6000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="dd6d7422"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/6da2466f9c10c7289caee78d80c5e31c.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204436" class="wp-caption-text">あらゆる機器がちゃんと取り付けられている</figcaption></figure>
<figure id="attachment_204437" aria-describedby="caption-attachment-204437" style="width: 6000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="73bcb145"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/f7cc451d0bac764558fbc3568733fc29.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204437" class="wp-caption-text">88マイルを測定するスピートメーターもそっくり</figcaption></figure>
<figure id="attachment_204439" aria-describedby="caption-attachment-204439" style="width: 6000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="00f70cc9"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2021/09/9a225e51424752058e1f338582d5a5c3.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-204439" class="wp-caption-text">駐車していると、「写真を撮ってもいいですか？」と何人もから声をかけられるという</figcaption></figure>
&nbsp;
『FRIDAY』2021年９月24日号より

加藤久美子

加藤博人

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場する車「デロリアン」を兵庫県在住で30代自営業男性のＴＯＳＨＩさんが製作期間２年以上をかけて自作。車検も合格し、公道を走れるデロリアンが完成した！

公道を走れる「自作デロリアン」がついに完成していた…！

あなたへのオススメ