江口のりこ「極貧」からゴールデン主演掴むまでの知られざる20年 | FRIDAYデジタル

江口のりこ「極貧」からゴールデン主演掴むまでの知られざる20年

フロなしアパートで爪に火を点した 舞台女優時代から頂点へ

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橋の上でスタッフに付き添われ、スタンバイ中の女優・江口のりこ(41)。『半沢直樹』『ドラゴン桜』など、いまやヒットドラマには欠かせない存在だ。

8月30日夜、隅田川沿いでロケに臨む江口を発見。冬という設定ゆえ、コートにセーター姿での撮影だったが涼しい顔でサクサク進行!
8月30日夜、隅田川沿いでロケに臨む江口を発見。冬という設定ゆえ、コートにセーター姿での撮影だったが涼しい顔でサクサク進行!

そんな彼女が10月スタートのドラマ『SUPER RICH』(フジテレビ系)で、ゴールデン帯の地上波初主演を務めるという。写真はそのロケ中の一コマだ。

「安藤サクラ(35)らに、断られて、江口にお鉢が回ってきたといいます。ただ、今作は『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(テレビ東京系)で注目を集めた赤楚衛二(あかそえいじ)(27)と町田啓太(31)の”チェリまほ”コンビの再共演が話題になっています。10月スタートの秋ドラマではダークホース的存在になると目されており、いい作品に恵まれたかもしれません」(スポーツ紙編集者)

ついにヒロインにまで登りつめた江口だが、演劇関係者は「そのキャリアはヒロインとはほど遠いもの」と語る。

「19歳で研究生として『劇団東京乾電池』に入所し、東京の新聞販売店に住み込みで働きながら、レッスンを受けていた苦労人。いまでこそ演技派と言われますが、デビュー当時は、短いセリフですらNGを出す落ちこぼれでした。泉ピン子さん(73)と共演したドラマで看守役を演じたときは、短いやりとりでミスを連発したため、ピン子さんに激怒されたこともあるそうです」

オーディションに落選し続け、長らくフロなしアパート暮らしを続けた彼女が注目を集めるキッカケとなったのは、意外にも体当たりで挑んだセクシーな役どころだった。

「’03年公開の映画『ジョゼと虎と魚たち』では妻夫木聡(40)演じる主人公のセフレ役でした。’04年公開の初主演映画『月とチェリー』では官能小説のネタ作りのために大学のサークルの男性部員と片っ端から肉体関係を持つという役柄。どちらもヌードを厭(いと)わない激しい濡れ場が印象的でした」(映画ライター)

最近の作品の印象からは意外だが、『SUPER RICH』では彼女の艶っぽいラブシーンが拝めるかもしれない。ただ、唯一、気がかりなのが視聴率である。

「今作は江口演じる愛に飢えた女社長と貧乏な子犬系男子のラブストーリーという内容です。同じ枠で現在放送中の『推しの王子様』に設定が似ているうえ、同作の視聴率は4〜6%台とかなり苦戦している状態。コケて江口の評価が下がるリスクもある」(同前)

ドラマがヒットして、今後の彼女の女優人生が『SUPER RICH』になることを祈りたいが――。

本誌未掲載カット
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「FRIDAY」2021年9月24日号より

  • 撮影吉野 龍

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