槇原敬之 執行猶予3年もたった1年で復帰する自主レーベルの強み | FRIDAYデジタル

槇原敬之 執行猶予3年もたった1年で復帰する自主レーベルの強み

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判決後、約1年で復帰することを決めた槇原敬之。「早すぎる」という声もあるが…
判決後、約1年で復帰することを決めた槇原敬之。「早すぎる」という声もあるが…

覚醒剤取締法違反などに問われ、昨年8月に懲役2年、執行猶予3年の判決が確定した歌手の槇原敬之。そんな彼が9月から音楽活動を再開することを明らかにした。

「10月にはニューアルバムの発売も併せて発表しました。判決からの約1年での再開発表に、SNS上などでは“早すぎるのでは”という声も上がっていましたね」(ワイドショー関係者)

槇原といえば、‘99年にも覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けている。2度目となる今回、世間からもかなり厳しい声も上がる中、執行猶予が明ける前の復帰を決断した。

「やはりお金の問題でしょう。逮捕された年は槇原にとってはデビュー30周年の記念イヤーだった。

発売直前のカバーアルバムや記念アルバムもすべてパーに。全国ツアーも予定されており、違約金や無駄になった制作費など、逮捕により2億5000万円の損失が出たことを裁判で明かにしていましたね」(スポーツ紙記者)

早期復帰のウラに見え隠れする金銭問題。ある大手レコード会社の関係者が裏事情を明かす。

「うちだったら、そんな簡単に復帰できないですよ。せめて執行猶予期間が明けないと…。ですが、槇原さんは10年から自身のレーベルを立ち上げ、そこで楽曲制作を行っている。だからこそ、今回のような早期の復帰やCD発売が可能だったワケです。

ですが、‘14年に覚醒剤取締法違反の容疑で逮捕された元『CHAGE and ASKA』の飛鳥涼さんがインタビューで、執行猶予が明ける前はレコーディングスタジオを借りるのも苦労したことを明かしています。コンサートをするにも、メジャーな会場を借りるのは難しいでしょうし、槇原さんも苦労されるでしょうね」

それでも、スキャンダルにまみれた他のタレントよりも、槇原が恵まれていることは間違ない。1年以上経っても活動再開できない芸能人たちがいるなか、すでにCD発売も決まっている。

「逮捕や不倫などのスキャンダルに対して、テレビなどを主戦場にしているタレントさんよりも、楽曲で勝負するミュージシャンは強い。離れるファンもいるでしょうが、音楽活動をすることはできますからね。

槇原さんも歌番組などに出演できないことや、様々な制約を承知の上で復帰を決断した。そこには、CDのセールスやファンクラブ会費など、復帰さえすれば商売は成り立つと計算しているからでしょうね」(芸能レポーター)

現在は新しい恋人との生活を明らかにしている槇原。厳しい道のりだが、どんな新しい音楽を聞かせてくれるのだろうか――。

  • PHOTO西 圭介

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