小泉今日子、渡辺直美、滝クリ…芸能人「高級車でお一人の時間」
18年6月。小泉今日子(55)の姿は東京・世田谷区内の劇場にあった。舞台『お蘭、登場』に出演していたためだ。昼の公演を終えたキョンキョンは駐車場へ。楽屋口で待機していた出待ちのファンに笑顔で手を振ると愛車に乗り込み、自分でハンドルを握って劇場を後にした。
「当時のキョンキョンは、岐路に立たされていました。長年所属した芸能プロから独立する直前に、豊原功補との不倫関係を公表したため仕事が減り、女優廃業の危機などと噂されていたんです。その後キョンキョンは、女優休業宣言をしています。テレビドラマのキャスティングやストーリーが、事務所の力関係に左右されることに辟易していたのでしょう。自分が本当に見たいものを作りたいという思いが、以前から強かったんです」(芸能プロ関係者)
女優としての大きな決断は、愛車の中で塾考し下した結論なのかもしれないーー。
多忙な芸能人にとって、車での移動は一人になれる貴重な時間だ。時に考えごとをし、音楽を聴き、ラジオからの情報に耳をかたむける。秘蔵写真で、有名人の「愛車でのお一人様時間」を紹介したい。
2000万円の外車で夜の東京を疾走

さすが2000万円を超えるハイクラスのポルシェだけあって、高級車が多い都心でも目立っていた。貫禄たっぷりにハンドルを握っていたのは、タレントの渡辺直美(33)だ。
18年10月、自身が吹き替えを務めた映画『アイ・フィール・プリティ!』の完成披露試写会に出席した渡辺は、劇場を後にするとガソリンスタンドへ。給油を終えると、店員にゴールドカードを差し出し、颯爽と去っていった。
「渡辺さんが以前、バラエティ番組で披露していた愛車は1000万円を超えるレクサスLX 500でした。彼女は前年に免許を取得したばかり。1台目から高級車レクサスとは、驚かされました」(民放キー局社員)
溺愛する息子たちの送迎も

焼けつくような暑さが続いていた19年8月の昼下がり。シャンパンゴールドの高級SUVが東京・広尾の街路樹を走り抜けていった。運転席でハンドルを握るダンディな紳士。歌手の郷ひろみ(65)である。
「過去に2度の離婚を経験した郷は、12年3月に3度目の結婚を報告しました。24歳離れた年の差婚でしたね。14年6月に誕生した双子の男の子。郷は息子たちを溺愛していて、お受験のための塾への送迎も率先してやっていました」(芸能プロダクション関係者)
還暦を超えてもツアーをこなす郷。プライベートも仕事も充実しているようだ。
真っ黄色なシボレーカマロ

18年のゴールデンウィーク。東京・渋谷区の駐車場に、鮮やかなイエローのシボレーカマロが停車した。降りてきたのは、女優の仲里依紗(31)だ。
よっぽど黄色が好きなのだろうか。Tシャツも靴ヒモもイエロー。全身「蜂ルック」の彼女が向かったのは、美容クリニックだった。
「仲さんが入店したのは、単なるエステ店ではありません。医師や管理栄養士、整体師などの専門家が、科学的根拠にもとづき痩身メニューを提供するです。芸能人のお客さんも多いですよ」(美容ライター)
スタイル抜群の仲なら、イエローの高級車やTシャツも似合うはずだーー。
愛車で、思い思いの時間を過ごす芸能人たち。オーラ満点の姿と高級車が、様になっている。




撮影:川上孝夫 島 颯太 高塚一郎 西原 秀 原 一平