眞子さま結婚へ　小室佳代さんと同居案で不安視される「姑問題」

10月のご結婚が現実味を帯びてきたーー。

秋篠宮家の眞子さま（29）と滞在先の米国から帰国する小室圭さん（29）が、近く婚姻届を提出する方向だと新聞各紙が報じている。

17年９月の、お二人による婚約内定会見から４年……。圭さんの母親・佳代さんと元婚約者との金銭トラブルなどで、暗礁に乗り上げるかと思われた結婚が、ようやく大きく進展したようだ。背景には、何があったのだろうか。

「秋篠宮殿下は18年11月の誕生日会見などで、『多くの人が納得し喜んでくれる状況にならなければ、いわゆる婚約にあたる「納采の儀」を行うことはできない』と、たびたび釘を刺されてきました。トラブルが解決していない現状では、10月どころか来年春になっても結婚は難しかったでしょう。

しかし報じられている通り、『納采の儀』だけでなく、天皇皇后両陛下に感謝の辞を伝える『朝見の儀』などの行事も行わない予定だとか。眞子さまは、皇室離脱に際し渡される約１億4000万円の一時金も辞退されるご意向だといわれます。圭さんとの結婚は皇室と関係ないという形をとることで、一気にハードルが下がったんです」（全国紙担当記者）

10月23日に30歳になる眞子さま。それまでに結婚したいという意思も固かったようだ。

「おおらかな印象を受ける眞子さまですが、内面はとても芯が強い。秋篠宮殿下が否定的な見解を示された時点からスムーズな形での結婚は難しいと考え、一時金の辞退を検討されたのではないでしょうか。ネガティブになる圭さんを、常に前向きに励ましていたそうです。

眞子さまが結婚にこだわる理由は、主に二つあります。一つは、皇室を離れ自由になりたいというお気持ちが強いこと。多くの皇族が入学する学習院ではなく、開放的な校風の国際基督教大学（ICU）で学ばれたのが影響しているのでしょう。二つ目は、圭さんとの話が破談となれば、結婚が難しくなるのでは、とお考えであろうこと。これだけ世間の注目の的になれば、眞子さまのお相手として名乗り出る男性を探すのはなかなか困難ですから」（同前）

圭さんは母親側に……

新婚生活は、圭さんが拠点を置くニューヨークで送る見通しだ。眞子さまは、皇族の戸籍にあたる「皇統譜」に離脱を登録。圭さんとの戸籍を作成し、パスポートの申請など忙しい日を送る。赤坂御用地にある宮邸を離れ、渡米までしばらく国内で暮らすことになりそうだ。

「ただ、報道されているような都内マンションでの単身生活は難しいかもしれません。10月から暮らすなら、９月中に不動産会社と契約していなければならない。いくら宮内庁関係者がバックアップするにしても、パスポート申請などでお忙しい眞子さまには負担が大きいでしょう」（宮内庁関係者）

そこで浮上したのが、佳代さんや彼女の実父らが暮らす横浜市内のマンションでの同居生活だ。９月17日付けの『スポーツニッポン』などでも、その可能性について言及している。

「横浜のマンションは、お二人が婚約内定発表をする前から警護の対象になっています。警察官が常駐するポリスボックスも置かれていた。新たに物件を探すより、セキュリティの面などでプラス材料が多いんです」（同前）

圭さんの実家で家族と同居となれば、心配ごとがある。佳代さんとの「姑問題」だ。家庭内トラブルに詳しい、評論家の池内ひろ美氏が語る。

「渡米前の数週間程度の生活なら、佳代さんはとても眞子さまを大切にすると思います。心配なのは、お二人の関係が親密になること。佳代さんは息子が日本で最も高貴な女性の一人と結婚し、子育てに成功したと強い自信を持ったことでしょう。私の育て方は間違っていなかったと。そのため将来、眞子さまと圭さんの間にお子様が生まれた時、親しい関係ができたがために教育方法へいろいろと意見を言ってくる可能性が高い。あまり頻繁に口を出され、眞子さまが不満を溜めなければ良いのですが……。

小室家内での佳代さんの発言力は、とても強いように見受けられます。圭さんも、母親を信頼し言うとおりに成長してきた。眞子さまと佳代さんの関係が悪化すれば、圭さんは佳代さん側に立つと考えられます」

自らのご意志で、皇室からの離脱、そして圭さんとの結婚を選択された眞子さま。予想される事態が、杞憂になることを願う。