白熱の自民党総裁選「候補者で一番スピーチがうまいのはこの人」 | FRIDAYデジタル

白熱の自民党総裁選「候補者で一番スピーチがうまいのはこの人」

パフォーマンス学の権威 佐藤綾子氏が全員分析 ノートを活用する岸田文雄、野田聖子は信憑性に欠ける、1位はあの人……

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第1位に輝いた河野太郎議員。下唇を出す仕草は愛嬌があるように見え、聞き手に親しみを抱かせるという

いつの時代も、政治とは言葉である。グローバル社会となり、コロナ禍という未曾有の事態を迎えた現在においては、政治家の伝える力の重要性はますます高まっている。

いよいよ佳境を迎える自民党総裁選。話題の候補者のなかで、はたして、真のスピーチ上手は誰なのか。パフォーマンス心理学の第一人者として首相経験者を含む数多くの政治家にスピーチ指導を行ってきたハリウッド大学院大学教授・佐藤綾子氏に分析してもらった。

「第1位は、河野太郎議員(58)です。スピーチは『弁論の論理性』『信憑性』『聞き手の感情に訴える力』の3つの要素が必要になる。日本の場合は、3つ目の『感情に訴える力』が特に重要となりますが、河野議員の最も優れている点はまさにこの力です。河野議員は下唇を出し口角を上げて話すのが特徴ですが、その表情は聞き手に親しみを持ってもらいやすいのです。

論理性や信憑性が高い話し方ではありませんが、何と言っても現在はコロナ担当相ですからね。国民が最も関心のある事柄について、具体性と自信を持って話せている点も高評価です。

続く第2位は岸田文雄議員(64)。1年前の総裁選の際は表情に乏しかったですが、今回は改善が見られます。国民の声を書き溜めたというノートも、上手く活用していると思います。外務大臣を長く務めていただけあり、もともと発言の信憑性は高い」

第3位には、安倍晋三前首相(66)の支援を受ける高市早苗議員(60)がランクイン。演説内容に論理性はあるが、肝心の「感情に訴える力」が足りていないという。

「国会答弁での無表情から打って変わって会見ではにこやかな表情を作っています。しかし、笑顔を作るのに慣れていないためでしょうか、目の動きと口元の動きが微妙にズレている。そのため、表情が不自然で『わざとらしい』という印象を与えてしまっています。

一方、野田聖子議員(61)は笑顔が自然で感情に訴える力はそれなりにありますが、論理性と信憑性にかなり欠ける。総合的には最下位です」

スピーチ上手が総裁となるのか。それとも、票を動かすのは別の政治力学か。総裁選は9月29日に投開票を迎える。

第3位は高市早苗議員。冷淡なイメージを変えようと笑顔を増やしているが、それが逆効果になっているようだ
野田聖子議員は第4位。総務大臣や内閣府特命担当大臣を歴任したが、論理性と信憑性に欠けるという評価だった
第2位の岸田文雄議員。「国民の声ノート」に代表されるように、親しみやすい政治家の姿を見せる努力をしている

『FRIDAY』2021年10月1日号より

  • 撮影鬼怒川毅

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