長澤まさみ 貴重な「完全オフのゆったり私服姿」が放つ存在感

９月上旬の昼下がり、東京・表参道の高級ブティック通りを歩く女優・長澤まさみ(34)の姿があった。白いブラウスにゆったりとした黒いパンツというシンプルな装いだ。長澤は高級ブランド店を３軒ハシゴ。鏡の前でバッグを試し、店員と親しげに話す場面もあった。

「映画祭などで煌(きら)びやかなドレス姿を披露することが多い長澤さんですが、私服はシンプルなことで知られています。実は、彼女はニューヨークで流行している『ノームコア』というスタイルが好きなんです。ノームコアとはトレンドを意識しないシンプルな服装のこと。けっしてファッションに無頓着なわけではないのです」（長澤の所属事務所関係者）

９月17日には、長澤が木村拓哉(48)とＷ主演を務め、’19年に興行収入46億円を記録した大ヒット映画の続編『マスカレード・ナイト』が公開。来年１月には大人気ドラマの劇場版第３作『コンフィデンスマンＪＰ 英雄編』が公開予定だ。

「『長澤まさみが出れば必ずヒットする』というのは映画界の通説。役の幅が広く、主演でも脇役でも作品を際立たせることができる。その実績とクリーンなイメージからスポンサーも付きやすいのです。海外の制作陣も長澤に目をつけ始めていると聞きます。本人も『タイミングが合えば』とのことで意欲がある。コロナが明ければ、海外作品に本格進出する可能性もあると思います」（映画関係者）

さらなる飛躍に期待だ。

『FRIDAY』2021年10月１日号より