小山田圭吾「ロング釈明文」で見えるEテレ番組への復帰願望 | FRIDAYデジタル

小山田圭吾「ロング釈明文」で見えるEテレ番組への復帰願望

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5000文字に及ぶ釈明文を公開した小山田圭吾。イジメについての説明は賛否両論分かれているが…

過去の“いじめ自慢”で東京五輪・パラリンピックの開会式の楽曲担当を辞任したミュージシャンの小山田圭吾が、活動再開を懇願している。

小山田は9月16日発売の「週刊文春」のインタビューに応じ、17日にはソロユニット「コーネリアス」のSNSで一連の騒動について言及した。

小山田は言葉にするのも憚られる苛烈ないじめを同級生に行ってきたことを過去の雑誌上で語っていたが、文春や釈明文によれば、自分はあくまで“傍観者”で、実行犯ではないと主張。コーネリアスのSNSに掲載された5000文字以上の文章では

「同級生に排泄物を食べさせた、自慰行為をさせた」

という話について

《私が行わせたり、示唆や強要をしたといった事実は一切ありません》

とつづった。その上で、

《小学校の帰り道に、クラスメイトの一人がふざけて道端の犬の糞を食べられると言い出し、拾って口に入れてすぐに吐き出したという出来事があり、彼本人も含めその場にいた皆で笑っていたという話が事実です》

と描写を再現。雑誌のインタビューであたかも自分がやったことにしたのは、アーティストとしてのイメージ戦略の一環、あるいは雑誌側の編集によってそのようになってしまったという。

一方で、障がい者の同級生Aさんに対しては

《自分にとっては友人の一人》
《友人という言い方以外は難しいというのが正直な気持ちです》

としておきながら、「Quick Japan」(‘95年8月号)では、Aさんから送られた年賀状を誌面で勝手に公開。

「年賀状とか来たんですよ、(中略)でも来ると、ハガキに何かお母さんが、こう、線を定規で引いて、そこに『明けましておめでとう』とか『今年もよろしく』とか鉛筆で書いてあって、スゲェ汚い字で(笑)」

と嘲笑していた。これが「友人」相手にすることかは疑問が残る。

ただ、小山田は今回の文春インタビューと5000文字釈明文で騒動のケジメとしたい考えだ。

「批判の矛先は小山田だけでなく、同じく音楽活動を行う息子にも向かってしまった。さすがの小山田も心を痛めたようで、区切りをつけなければマズイということになった。彼の仕事も一連の騒動ですべてストップしている。今回の釈明文で『説明責任を果たした』ということにして、何とか活動再開の道筋をつけたい狙いがあるようだ」(音楽関係者)

そんななか、声明文のなかで唯一番組名まで言及したのが、小山田が音楽を担当するNHK Eテレの子供向け番組『デザインあ』だ。現在は騒動のアオリを受け、放送休止となっている。小山田は釈明文で、NHKに対し

《もっと広く公に、謝罪や説明をするべきであったと反省しております》

とメッセージ。10年間携わった番組について

《自分の音楽が初めて社会との繋がりを持てたような充実感があり、子どもたちの感性を刺激する手伝いをさせてもらえることに、自分の作品作りだけでは味わったことのない種類の喜びを感じておりました》

と強調した。

「小山田さんにとってあの番組はライフワークだった。五輪の音楽担当を外れることよりも、『デザインあ』が休止になったことの方がショックが大きかったようだ。

声明で同番組の名前を出してメッセージを伝えたのは、Eテレへの嘆願の意味もあるのでしょう。再び携わりたい気持ちを強く持っている」(同・音楽関係者)

NHKも本音を言えば、番組を再開させたいようだ。現時点で「番組打ち切り」ではなく「放送休止中」としているのも、世間の風向きが変わるのを注視しているからだろう。

「実はNHKには、子育て世帯から番組再開を望む声が多数寄せられているんです。小山田の行為は本当であればひどいものだけど『作品は別』という考え方もある。番組を見ることが学校に行く前のルーティンになっていた家庭も多く『子供が泣いている』という意見もあったようです」(スポーツ紙記者)

あの釈明文で納得できるかは別だが、たしかに、過去の発言についてどこまでその「代償」が求められるのか、という問題もある。さて、NHKに小山田や番組ファンのメッセージはどう届くのだろうか――。

  • PHOTOdpa/時事通信フォト

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