元宝塚・七海ひろきの「スタイリッシュ体操」カッコ良すぎる理由 | FRIDAYデジタル

元宝塚・七海ひろきの「スタイリッシュ体操」カッコ良すぎる理由

元宝塚歌劇団の「スタイリッシュ」なインタビュー!

  • Facebook シェアボタン
  • Twitter シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン

ビルの屋上で、ジャージ姿のイケメンがオリジナル体操を最強にかっこよくデモンストレーションしている動画「スタイリッシュ体操」が、コロナ禍に大ヒットした。

元・宝塚歌劇団の七海ひろきが「スタイリッシュ」だ。「今日もかわいいね」と甘く囁きかける「スタイリッシュ体操」に悶絶…そのかっこよさに迫ってみた 撮影:斎藤浩

「『七海ひろき』を凝縮した作品といわれます。昨年、おうち時間が長くなって私自身もファンの皆さんと直接会う機会がなくなって。皆さんに元気に笑っていただけるようなものを発信したい、と。しかも、体を動かして運動不足を解消できるようなものがいいと思って作ったんです」

という七海さん。宝塚歌劇団出身で、退団後はアーティストとして活躍している。

この爆発的に拡散された「スタイリッシュ体操」は、指の先まで美意識を感じる美しいポージングと、甘いボイスで発せられる掛け声が…キュンキュンする。

宝塚歌劇団を退団して2年。「スタイリッシュ体操」で、さらに一皮向けた印象

体操すべての動きが「かっこよ〜く」

「さぁみんな スタイリッシュ体操 一緒にやってみよう」

「まずはポーズから 気分を高めて〜深呼吸 自分を抱きしめて」

「バラの花びらが舞うように 美しく」「今日もかわいいね」「アデュー!」

さらに、体操の振り付けには「首を回して 壁ドン」や「顎クイ」そして「ハンカチ、落としましたよ」と拾ってさしあげる仕草(屈伸運動!)などが連発される。体を動かしながらイケメンっぷりが炸裂、とんでもなくエンタメ性に富んでいる。体操の、全ての動きが「かっこよく」を目指しているのだ。

「最初は見ていてちょっと笑いそうになるけど、クセになって何度も再生してしまった」

「真面目にかっこよく体操をしてくれる七海さんの姿に感動」

「動画を見ながら一緒に体操して、リモートワーク中にめっちゃ癒やされた」

SNS等のクチコミで広がり、再生件数は20万回に達した。「作るなら、いいものを作りたい」と、宝塚時代に同じ宙組に在籍していた振付師の風馬翔さんに振り付けを依頼。

「気がついたら、すごく本格的なものになってました(笑)。『七海さんがやれば汗を拭く姿でもかっこいいから』と、スタイリッシュな掛け声やセリフのアイディアもたくさん入れて」

できあがった動画は、ヅカファン以外にも好評だ。

「今まで私の存在を知らなかった方々に見てもらえました。男性からも反響があって。振り切って作りましたので、楽しく笑ってもらっていい。うれしいです」

「素っ気ないほうがかっこいい」の勘違い

「かつては自分のことに必死すぎて、周りが見えていなかった」

という七海さん。宝塚歌劇団に在団中、ファンの方々への接し方が今よりも少しそっけなかった時期があった。

「入団から10年ほどは歌やお芝居、ダンスなどの日々のお稽古に必死で、自分のことだけでいっぱいいっぱい。私は器用なほうではないので…。それに、男役って、ファンの皆さんに『そっけない対応のほうがかっこいい』と思う時期があって。当時、お手紙を受け取る時も、わざとそっけない感じにしちゃう…とか。そのほうがかっこいい、と思い込んでいたんですよね」

けれども、

「大役の壁にぶつかったとき。もがいている私をファンの皆さんが支えてくれた。そこから『かっこいい』の定義が劇的に変わったんです。それ以降は、お手紙を手渡しされる時も、直接ファンの皆さんの目を見てちゃんと『ありがとう』と伝えるようになりました。苦しかった時期をファンの皆さんから救ってもらった経験を経て、心から感謝の気持ちが湧いてきたんです」

舞台、写真集、そして声優も

「退団して2年、宝塚にいる時はメイクも衣裳も全部、自分で。自己プロデュース力を試されていたところがありました。今は、自分一人だけでなくスタッフの皆がそばにいる。『七海ひろき』を一緒に作って一緒に歩いてくれる仲間が増えた感じ。強さが増した気がします」

今秋には、女性誌から写真集が予定されている。

「カメラマンさん次第で、自分はこういう表情を見せることがあるのか、とか、ファッション誌では編集さんやスタイリストさんが『七海さんに似合うと思って』と提案してくださる衣裳が新鮮で驚く。楽しいです」

最近は仕事の幅が広がり、ナレーションや、アニメの声優にもチャレンジしている。

「『声』の仕事は奥が深いです。見た目や仕草で表現できないので、声だけでキャラや感情を演じなければいけない。とくに声優って、瞬発力が必要だと痛感しています。舞台では1か月くらい時間をかけて役作りをしますが、声優の現場では、リハーサル後のたった一度のディレクションだけで、皆さんが驚くほど声の演出を変えていく。驚きました。舞台俳優とは、まったく違う職種の仕事なんです」

10月からは、明治座の「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021」に出演する。

「座長のコロッケさん、本当に素敵な方なんです。コロッケさんが動かしている空気感というか、その場の空気を支配している感じがまさにレジェンドだな、と。エンターテイナーとして、お客様を一番大事にして喜んで帰っていただきたい、というお考えが伝わってきて…尊敬しています。コロッケさんも、スタイリッシュ体操の動画、見てくれたんですよ! 笑いのプロに『すごく面白い』と言われてうれしかったです」

七海さんにとって「かっこよさ」とはなんだろう? そんな質問をすると、七海さんはゆっくり時間をかけて答えを探した。

「『かっこよさ』って、自分で思うものではないですよね。見ていてくださる方が感じるもの…やっぱり、私は何事にも必死にもがいていく姿をお見せしていくことなのかな、と思います。生き方も、お仕事も。目指しているものに向かって必死にやっていく私の姿を、ファンの皆さんが『かっこいい』と思ってくだされば、ありがたいと思います」

かっこよさと、えもいわれぬ面白さが炸裂する「スタイリッシュ体操」。ここには、唯一無二の世界があった。

七海ひろきさんの「サイン入りチェキ」をプレゼント! 詳しくは:

「スタイリッシュ体操第一」https://www.youtube.com/watch?v=kqsf_MAQoiE

「令和千本桜~義経と弁慶/コロッケものまねオンステージ2021」https://www.meijiza.co.jp/lineup/2021/10/

本が好き、マンガも大好きという。「本はたくさん読みました。とくに推理小説が好きです」
不器用で、一つのことにしか集中できない。「お弁当を食べながら話すLINE LIVEで、話すのに必死で全然、お弁当を食べられなかったこともあります(笑)」
  • 取材・文宮崎七緒撮影斎藤浩

Photo Gallery4

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事