ネコが「いない いない ばあ」をした奇跡の写真を公開…!
数万点から6ヵ月かけて“発見” 『必死すぎるネコ』『ぶさにゃん』のネコ写真家の最新作が笑える
沖昌之さんは、今、大人気のネコ専門の写真家です。ソトネコたちを日々、撮って撮って撮りまくり、誰にも撮れない動きや表情をとらえ続けていて、『必死すぎるネコ』『ぶさにゃん』とたくさんの写真集のヒットを出しています。
その沖さんがネコの写真で絵本を作りました。子どもだけでなく、大人のネコ好きにもたまらない絵本です! それが『いない いない にゃあ』です!
まずは、『いない いない にゃあ』が、どんなものかお楽しみください。
これらの写真は、この本に載せきれなかった、初公開の「いない いない にゃあ」です!








『いない いない にゃあ』は、「いない いない ばあ」をしているネコの写真がたくさん載っている絵本です。
もちろん、本当に「いない いない ばあ」をするわけありません。しているような写真を選んでいます。実はこれがタイヘンでした!!
「いない いない」をしている写真は、顔を隠している、というか、なにかに隠れていたり、後ろを向いていたり、という写真です。
そして「にゃあ(=ばあ)」をしている写真は、つい笑ってしまうような顔やポーズのネコの顔写真です。
「いない いない にゃあ」が成立するには、この「いない いない」と「にゃあ(=ばあ)」の両方の写真が必要です。
ところが、「いない いない」している写真があっても「にゃあ(=ばあ)」がなかったり、
「にゃあ(=ばあ)」の面白い表情の写真があっても、「いない いない」をしていなかったりの繰り返しで、何千枚もの写真を見ても、見つかるのは1〜2例です。
最初は、「柄が同じなら別のネコでもいけるだろう」とか「場所が違っても同じネコなら大丈夫じゃないか」とか、タカをくくっていたのですが、同じシーンの中でないと、連続性がなくて全然「いない いない にゃあ(=ばあ)」をしているように見えないのです。
これがわかって、とにかく地道に沖さんの撮り貯めたネコ写真を見続けること、およそ半年、数万点のネコ写真からの選りすぐりのベストショットが、この絵本に収録されています。
ソトネコならではの、野生の開放感のある表情による「いない いない にゃあ」をお楽しみください!
最後に、この記事のために特別、絵本には収録されなかった「いない いない にゃあ」写真をお見せします! この写真は、この絵本の表紙ページを飾る「ブサかわいい」ネコの「いない いない」の写真です。本当は、この組み合わせも載せたかったのですが、あまりに顔がインパクト強かったので、表紙にするので泣く泣く中のページからはずしました。


では、ぜひ、ネコたちと一緒に「いない いない にゃあ」してみてください!!