“ひき逃げ”で逮捕…土木会社社長が自慢していた呆れたセレブ生活 | FRIDAYデジタル

“ひき逃げ”で逮捕…土木会社社長が自慢していた呆れたセレブ生活

福島・猪苗代湖8歳男児ボート死亡事故 佐藤剛容疑者・44歳 東日本大震災の復興特需で事業が成功 事故発生後も手越祐也らとゴルフ三昧、 週3〜4回はキャバクラ通い 巨人・中田翔ら有名人との写真をSNSにアップし仲間に自慢

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「事故から3日後、佐藤さんから『大丈夫や。弁護士を雇ったから捕まらん』と、電話がきました。別の人には、『ミャンマーへ逃げる』とも漏らしていた。人を殺した自覚があったんでしょう」

事故直前に新船を購入していた。当日の船上パーティーでは、新品のボートを仲間に自慢してご満悦だった

そう語るのは福島県会津若松市の猪苗代湖でプレジャーボートによる死亡事故を起こした土木会社社長・佐藤剛(つよし)容疑者(44)の部下Aさんだ。

’20年9月6日、猪苗代湖で遊んでいた豊田瑛大(えいた)君(当時8歳)が大型プレジャーボートに巻き込まれ死亡。近くにいた母親も両足を巻き込まれ、膝から下を切断する大怪我を負った。

「物証が残りにくい水上事故とあり捜査は難航。しかし今年に入り、同乗者が事件当時の動画を提供したことで、9月14日、会津若松署が業務上過失致死傷の疑いで佐藤容疑者を逮捕した。その後の調べで、佐藤容疑者は事故後も1時間にわたってクルージングを満喫し、同乗者に対して口止めをしていたことが判明しました」(地元紙記者)

本誌が取材を進めると、逮捕までの約1年間、佐藤容疑者は罪悪感と無縁のセレブ生活を送っていたことが明らかになった。佐藤容疑者の知人男性が語る。

「佐藤は東京の勝どきにあるタワマンの最上階に住んでいて、事故の翌週も銀座の高級クラブへ通っていました。頻度も事故前と変わらず、週3〜4回。一晩で50万円は使っていたと思います。お気に入りのキャバ嬢がいて、事故当日のボートにも同乗させていました。彼女にはゴールドカードを渡し、自由にお金を使わせていましたよ」

地元の友人は、佐藤容疑者のゴルフやパーティー三昧の生活をこう明かす。

「逮捕の約1週間前にも茨城県で一緒にゴルフをしましたが、特に変わった所はありませんでした。2〜3年前には、当時まだジャニーズに所属していた手越(祐也・33)さんと千葉県の名門コース『東京クラシッククラブ』を回ったようです。事故の1ヵ月後にも別のゴルフ場で二人は一緒にプレーしていました。

野球も好きで、中田(翔・32)選手とも仲が良かったようです。ツーショット写真を自慢したり、中田選手からゲストパスをもらい日ハムのキャンプを訪問したりもしていました。スタンド裏で、大谷(翔平・27)選手に会ったと、自身のインスタグラムに写真をアップしていました」

佐藤容疑者は、有名人に会うと、決まって写真を撮っては仲間内に公開していた。友人関係だったという手越の事務所へ取材を申し込むと、次のような回答があった。

「知人の紹介で何度かお会いしましたが、事故のことはまったく知りませんでした」

また中田が所属する読売巨人軍は本誌の取材にこう返答した。

「どこで撮影された写真か心当たりはありません。名前すら知らない相手であり、付き合いは全くありません」

従業員の自殺を笑う経営者

普段は建設資材を扱う『佐藤剛建』(福島県いわき市)の代表取締役として、全国から仕事を受注していた。東日本大震災後は復興特需で売り上げを伸ばし、会社は起業から19年で売り上げ7億円規模まで成長した。その一方、今回の事件は起きるべくして起きたと、佐藤と10年来のつき合いである前出のAさんは彼の本性を明かす。

「佐藤さんはよくスピード違反で警察に呼び止められても、『自分は違反してない』と威圧的に言い張っていました。

人の命を軽く考えているところがあった。2年前、栃木県の建設現場で、従業員が作業中に足を巻き込まれ、全治1年の怪我を負う事故が起きました。当時、みんなが必死に救護を行う中、社長の佐藤さんは、その報告をきいて『やべーじゃん!(笑)』って爆笑したんです。

もっとも不信感を抱いたのは、昨年6月、新潟県の現場で、従業員の一人が自殺してしまった時のことです。佐藤さんは『死んじまったか! ははは〜〜』と笑っていて……。今回の逮捕を知り、正直、驚いたというより納得する気持ちの方が強かったです」

3人の死傷者を出しておきながら1年もの間、佐藤容疑者は、セレブ生活を満喫してきた。しかし、今回の事故では、重罪に問えない可能性があるという。海難事故を専門とする松村房弘弁護士は、今回のケースでは量刑を重くするのが難しいと話す。

「船舶の航行に関する法律には、自動車でいうひき逃げを罪に問う項目がありません。今回は業務上過失致死傷が適用されますが、懲役2年6月程が相当と考えられます。保護責任者遺棄罪などを適応して罪を重くすることは可能ですが、検察官の裁量にかかっています」

瑛大君の母親は、7度にわたる足の手術を終え、今年4月に退院。慣れない義足での生活を始めた。容疑者逮捕を受け母親は、こうコメントを残している。

「本当に良かったと思う一方、それでも瑛大は戻ってきてくれないと深い悲しみに襲われました。瑛大さえ戻ってきてくれれば、という気持ちは変わりません」

犯人の特定に安堵する一方、目の前で息子の命が奪われた心の傷は決して癒えることはない。

事故の全貌が明らかにされることを願うばかりだ。

愛車であるランボルギーニのアヴェンタドール。他にもロールスロイスなどを乗り回していた
スポーツ選手の中でも特に野球選手がひいきだった佐藤容疑者。実家には多くのサインボールやサイン色紙があるという
コンペを開催し有名人を招いたり、名門ゴルフ場の2000万円ほどの会員権を購入するくらいのゴルフ好きだが、スコアは100程度
自らが経営していた焼き肉屋で、「ネプチューン」の堀内健、北澤豪、ダイアモンドユカイと
猪苗代湖畔には瑛大君の祭壇が。泳ぎが得意で、事故当日もウォータースポーツをするため訪れていた
瑛大君の母親は、彼の好きだったひまわりの花があしらわれた義足を使っている

『FRIDAY』2021年10月8日号より

  • PHOTO川上孝夫、共同通信、朝日新聞社

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