逮捕された「ミスター慶応」候補 偏差値70超のヘンタイ性欲
渡邉陽太容疑者は女子大生をレイプ、犯行後に足蹴り
「あの人は、とにかくモテるんです。まぁ180cm以上の高身長で、あのルックスですからね。『ミスター慶応』にエントリーしてからは、モテっぷりに拍車がかかっていました。女性のほうから『渡邉クンと飲みたい!』と集まってくることもあった。ホントに”入れ食い状態”でしたよ。ただ、サークル内でも素行が悪いという話は聞いたことがあります。彼は酒が弱くて、飲んだらすぐに酔っぱらってしまう。それで酩酊状態のまま暴れてしまうこともあったようです。女性絡みでも、いろんな大学の女子と遊んでるとか、どこそこの女をヤリ捨てしたとか、そういう話は耳にしていました」
こう語るのは、10月16日に女子大生への準強制性交容疑で逮捕された慶応大経済学部2年生・渡邉陽太容疑者(22)の後輩学生だ。
彼が横浜で19歳の女子大生をレイプしたのは、9月29日未明。渡邉容疑者は酔っぱらっていた女子大生に声をかけ近くの雑居ビルへ連れ込み、そのまま彼女をムリヤリ犯した。
さらに、渡邉容疑者と女子大生はタクシーに乗り込み移動したが、150m地点で下車。渡邉容疑者が路上で彼女の腹を足蹴にしていたところを警察に通報され、現行犯逮捕となった。
「渡邉容疑者は『酔っぱらっていたので、今は覚えていない』と供述していますが、警察は『あまりに悪質な事件だ』と激怒しています。被害女性の腹を蹴り暴行容疑で現行犯逮捕された件については、いったん処分保留となりました。ただ、犯行の悪質さからみて、県警は他に余罪があるのではと考えて捜査を進めていたんです。結果、事件現場となったビルの防犯カメラから渡邉容疑者が被害女性を抱えて出てくる姿が確認された。それがキッカケとなって、準強制性交容疑での再逮捕に至ったというわけです」(県警担当記者)
冒頭の後輩の証言のように、渡邉容疑者は’16年のミスター慶応に出場していた”勝ち組大学生”。偏差値70を超える慶応の看板学部である経済学部に通う、超エリートだった。
それだけではない。元麻布にある彼の実家は敷地面積400㎡で、ワンフロアにつき1世帯だけが住めるという高級マンション。家賃は優に100万円を超える。さらに、渡邉容疑者の祖父は千葉県で土建会社を興し、一代で財を築いた立志伝中の人だ。
だが、恵まれ過ぎた環境が彼の人格をねじ曲げてしまったのだろうか。渡邉容疑者の放蕩(ほうとう)っぷりは、知人の間では有名な話だったという。
「渡邉は、西麻布や六本木のクラブに入り浸っていましたよ。芸能人もご用達にしているような有名クラブのVIPルームに入り、女をひっかけまくっていた。当然、クラブのVIPルームとなれば一回10万円以上はかかる。普通の大学生ではとても払える額ではありません。さらに、彼はそこで出会った女性を、カネ持ちの実業家たちに斡旋していたとも言われています」(渡邉容疑者の知人)
女子大生をレイプしたうえにタクシーで引きずり回し、さらに足蹴にする――。何をしても許されると勘違いした”お坊ちゃん”には、これから厳しい社会的制裁が待ち受けている。



PHOTO:蓮尾真司(1枚目写真)